アミューズメントメディア総合学院
『キャラクターデザイン学科 卒業制作展「第11回 えび展」』
2016.2.4-2016.2.7 at EAST 101, 102, 201, 202, 204, 301, 302, 303
TVCMでもおなじみのアミューズメントメディア総合学院。
このたびキャラクターデザイン学科の卒業制作展と同OBOG展が行われました!
これから各方面で活躍するであろう若き才能が結集した熱い展示となりました。
ごく一部ですが展示の模様をご紹介いたします。
今回の展示はEAST館のほぼ全館を貸し切っての大規模な卒展となりました。
こちらは101aの様子。
EAST館が学生さんたち、OBOGさんたちのオリジナリティーあふれるキャラクターで染まっています!
高松みなみ/Le lien
子供のころに誰もが思い描いたであろうファンタジーを愛嬌あるキャラクターで表現した高松みなみさん。
漫画やアニメなど、日頃目にする幻想的風景がある日ふと夢にでてくる、そんな幼少期の原体験のような世界観を素晴らしいイラストで形にしています。
濱田 美和/迷探偵天國朔の事件簿
『迷探偵天國朔の事件簿』という、タイトルだけでもワクワクするような作品を展示しているのは濱田美和さん。
入学前から既に持っていた構想を形にしたという力作です。
この絵からその全容を想像することは難しいですが、だから絵に描かれているキャラクターたちがどんな活躍を見せてくれるのか。ストーリー展開に想いを巡らせてしまいます。
伊澤瀬菜/はじまり
「新しいことがはじまる前の不安と期待を表現しました」という伊澤瀬菜さん。
それはまさにいま自身が置かれている状況とも通ずるものがあります。
背景によって表現されているポップさとは裏腹に、絵の中のキャラクターの表情はこれからの自分、周りの取り巻く環境など、起こりうる変化に対する心境を示唆しているようにも見えます。
山﨑 七海/海の家
少女マンガ風のキャラクターデザインでで幻想的な風景を世界観を表現したこちらの作品は山﨑七海さんによるもの。
「好きなモチーフをたくさん詰め込んだ」という作品は集大成ともいえます。
階をひとつ登って一番奥、201にはオリジナルキャラクターのメディア展開を想定した作品たちが並びます。
神保 凌介/奈菜詰め
神保凌介さんは自身のオリジナルキャラクターを卓上カレンダーとフィギュアで表現。
写真では伝わりにくいですが、フィギュアの完成度は市販品顔負けのクオリティーです。
おとなり202も201同様、あらゆるメディアを駆使して自身の世界を表現しています。
前川 知哉/四季
『四季』と題された組作品。
ひとつひとつが現実の風景を描いているようで、どこか幻想的な印象も漂います。
これが果たしてどこの誰が目にしたものなのか、それとも誰かの心象風景に入り込んでしまったのか。そんなふうに想像してみるのも面白いかもしれません。
神山悠/南の島のペットなNovelist
南の島を舞台にした恋愛シミュレーションゲームの展開を制作したという神山悠さんの作品。
転校生、学園もの、二大ヒロイン(黒髪ツインテールvs金髪)など、ノベルゲーに慣れ親しんでた身にとっては魅力的な要素が詰まっております。
小林キノコ/キノマート
3階ではアミューズメントメディア総合学院キャラクターデザイン学科のOBOG展が同時開催されています。
卒業後各方面で活躍されている方々が再結集しました。
こちらはイラストレーターとして活動中の小林キノコさんの作品たち。
ほんわかしたすしイラストがあちらこちらに散りばめられています。
ヴィレッジヴァンガードでもグッズ販売中とのこと。
どうぶつイラストをメインで制作しているあいかわえみすけさんの作品。
たまたまですが、こちらにも寿司が・・・。
一つひとつのイラストもキュート。
こちらはカラナシマリさんの作品。
ゲームイラストふうのファンタジックな作風が印象的です。
一つひとつがアニメやゲームのキービジュアルにもなりそうな力があります。
映画を見るときに沸き起こる感情の動きをマンガで表現したtsutaさん。
終電を気にしつつも『映画を一本見ると、もう一本見たくなるのは、なぜだろう?』と心の声を漏らす女の子に共感しました。
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EASTのほぼ全館規模で行われた今回の卒展&OBOG展。
どれも共通するのは、どの方もたしかなオリジナリティーを確立しているということ。
学生時代にこれだけの作品を生み出すことが出来るのであれば、今後の活躍を期待せざるを得ない。そんな熱量の詰まった展示でした!
【使用スペース:EAST 101ほか】
DF STAFF isaka