長谷川さんと盛島さんは中学から一緒で現在大学生、女子美の別々の学科で学んでいます。
こちらは洋画専攻の長谷川さんの作品。
女子美の洋画は比較的自由に色々作れるという評判を聞き進んだそうです。そう言いつつも、きちんと伝統を踏まえた上で制作をしているのが作品から伺えます。
長谷川さんが表現しているのは、その時々で関心があること、考えていること、自分の内面であると言います。気になったことはメモし、それらを見返して制作に向かうのだそうです。その都度関心は移り変わるので、前の絵を見ると「今は描かないな」と思うこともあるそう。画風ももっと明るい色調のものもあり、常に実験をしているそうです。
こちらは盛島さんの作品。
学校の課題とは関係のない切り絵の作品が並んでいます。そもそも高校の卒業制作が切り絵だったそうです。盛島さんはアート・デザイン表現学科ヒーリング表現領域の一期生。ヒーリング表現領域は多くの媒体を扱うことが、盛島さんにとって魅力的だったそうです。
私はヒーリング表現領域という学科があることを知らなかったです。気になった方は女子美のサイトをチェックして下さい!
http://www.joshibi.ac.jp/department/healing/
こちらはかぼちゃの切り絵。
それでカレンダーを作りました。モデルは10月に生まれで、現在一緒に展示をしている長谷川さんです。元々やっていた切り絵と学校で学んだグラフィックの技術で構成されています。
「やはりやりたいのは切り絵」だと盛島さんは言います。学校で学んだことが、上のカレンダーのように切り絵と混ざり合って、これから様々な表現へと発展するのでしょうか。
卒業制作を飾る人も多いこの時期、これから三年になるという二人が二年後の卒制には何を作ることになるのか、つい考えてしまいます。
DF STAFF KOZUE
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Design Festa Gallery 原宿
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