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Alice MAINGUET/Georgia Borcic 『レヴェリー』

 

Alice MAINGUET/Georgia Borcic

『レヴェリー』

2022.4.17 - 2022.4.23


騒音、風の音、熱や触感、雨の香り、水面の反射など、小さな一滴から大海原まで、心地よいものから不快なものまで、私たちは日常生活から影響を受けている。

すべてが変化し、動き、感情や考え方に影響を及ぼしているという、作家それぞれの感性で表現した作品の数々は、形として残って、そして見る側と対話する。

本記事は抽象画画家のジョージアさんと写真家のアリスさんによる二人展『レヴェリー』の展示レポートとなります。






様々な感情が混ざり合ったり、飛び出したり、色と筆触によって動きを感じさせてくれたり、ジョージアさんの抽象画を見ていると心が豊かになり、パワーを貰えます。
その対照的になるアリスさんのモノクロの写真の中に映る景色は、時間や季節の痕跡を消し、美しく思うその瞬間をただただ記憶するのではなく、一つの絵として収めたのかのように感じます。


-Artist-

Georgia Borcic(画家・詩人)

ジョージアは画家であり詩人として、自分の生きている世界を捉えようとしています。それが、日本の伝統的な粉絵具(雁皮)とアクリル絵具を併用する理由のひとつです。そのため、日本古来の粉絵具である雁皮とアクリル絵具を併用しています。彼女にとって絵画の本質とは、エネルギーの流れに身を任せ、色と動きによって感情や思考を表現することなのです。


Alicedefi(写真家)

アリスは写真家として、世界をモノクロに変換しようとします。混ざり合い、グレーのグラデーションを見せるこの2つの色は、より深いものへと視線を導くための単純化の探求でもあるのです。白と黒の中で、彼女は時間的な痕跡を消し去り、自分自身を完全に失うために固定されたものを壊し、内なる感情を表現する可能性を与えることができるのです。 彼女は、自分の真正性とオリジナリティを明らかにする方法を探しているのです。

https://www.facebook.com/alicedefiphoto


【EAST 101-b】

jessie