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「ボタニカ展2」- BOTANICAL ART EXHIBITION - 展示レポート Part.1

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「やっぱり、植物。」

わたしたちヒトとは切っても切れない関係の植物。

生きていく上で必要不可欠な食物として、ときに薬として、癒しとして、そして芸術としてわたしたちの前にいつだって存在してきました。

本企画展ではさまざまな表現方法による植物をモチーフとしたアート作品が、一堂に会します。

こちらでは11組中6組(1〜9)の展示レポートをご紹介いたします。

vol.1

 1  :薇烏

 2  :濱田楓

 3・9:あいおぴむち

 6  :lina

 7  :anotie25

 8  :ちゅーりっぷ

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1:薇烏


過去ギャラリー主催の企画展【とりてん】と【ボカニカ展】にも出展していただいている、
ファッション・アクセサリーから絵画、写真まで幅広く作品を制作する薇烏さん。
今回は棘のある枝とキャンバス作品との組み合わせで、独特な空気感を漂わせます。


棘と野薔薇がテーマの詩が描かれるキャンバスとの絶妙なバランスは、
夜中の森に誘ってくれるのかのよう。どこか孤独感も感じます。


ドライフラワーを用いて制作されたキャンバスもとても可愛らしい。
アートピースという小さな空間で、植物の様々な表情を見せてくれ、生命のパワーを感じます。毎回違う雰囲気の展示空間を演出する薇烏さんは、8月開催の企画展【とりてん5】に出展予定ですので、どんな作品が見られるのか今から楽しみです^^

https://twitter.com/barbara_zwit


2:濱田楓


今回は初出展となる、自然の生命力をテーマにした作品を制作する濱田楓さん。
普段は油彩からアクリル絵の具、水彩、デジタルまで、幅広いメディアを用いた作品を制作されているそうです。様々な表情を持つ植物の魅力を感じさせてくれます。


個人的にお気に入りなのはこちら、「覗く枝葉」です。
道路のフェンスから伸びてきた植物は生き生きとしていて、平面の絵画から飛び出してきそうに見えます。


造花の上に大胆な筆触で塗り重ねた絵の具は、繊細で強い植物のパワーそのものを表しています。

癒やしと植物の魅力をたっぷり味わえる多くの緑で埋もれた空間で、どうぞゆったり、植物作品をご堪能くださいませ。

https://tarabaswhy.jimdofree.com/

https://twitter.com/tarabaswhy


3・9:あいおぴむち


POSCAで動植物をモチーフにした細密画を描いているあいおぴむちさん。

一見シンプルな植物の姿が見えますが、近くで見てみないとわからないほど細かい模様が描き込まれています。
「ありふれた日常にも、無限の宇宙が存在します。」という想いから展開された繊細で奥ゆかしく、そしてどこか妖しくて美しい画面は、見る側の好奇心をくすぐってくれます


綺麗に咲いた白い百合を、黒の背景で引き立たせています。
繊細かつ躍動感のある表現から、生命の魅力を感じさせてくれます。


花芯まで描き込まれていて、
まるで顕微鏡を通してマイクロな世界を覗いているのかのようで、この繊細な模様に圧倒されます。

原画のほか、日常を彩ってくれる雑貨グッズも販売されています。

ぜひお気軽にお買い物を楽しみください。

https://twitter.com/pimpimMonster


6:lina


東京生まれ、東京育ち。美大卒ではなく、大学ではアメリカ文学や異文化コミュニケーション学を専攻。白や黒をなるべく使わないユニークな配色で主にアクリルやデジタルで制作を行う。平日はオフィスワーカー、週末アーティスト。好きなことは日光浴、旅をすること、本を読むこと。夢はカムデンタウンでお店を開くこと。



どこかエキゾチックな空気感を漂うlinaさんの作品は、
カラフルで明るい色遣いと大胆な筆触で表現した
動物や植物のそれぞれの表情から、大自然への愛情がたっぷり伝わって来ます。
豊かな画面を見ているとエネルギーを強く感じます。


ミニ原画もとても可愛らしい。
小さなお部屋にアクセントカラーとして、ピッタリなサイズです♪
写真では表現しにくい凸凹の立体感も、色を重ねたところの繊細な変化も、原画ならではの風合いをぜひ会場でお楽しみください。

https://www.instagram.com/linaboholiving/


7:anotie25


今回デザフェスギャラリーに初出展していただいた
2016年から活動開始されたオリジナルハンドメイドブランドanotie25(アノティエにじゅうご)さん。

主に描いた植物の絵を用いて、パールなどシンプルなデザインで仕上げられたピアスやイヤリングなどアクセサリー作品を展示販売されています。


展示空間を活かしたアットホームなレイアウトやアンティークな陳列に、どこか旅をした思い出を振り返っている気持ちにさせてくれます。
トランクの中には、四季の植物を詰め込んだアクセサリーが並んでいます。


小さなお花の絵は、とても繊細で一見押し花にも見えてきます。
ポイントカラーとしてピッタリなアイテムですので、ぜひお好きなお花を見つけてに来て下さい。

https://profcard.info/u/qhKGTTeMf1SDGxHRqHO3tFacUa92


8:ちゅーりっぷ


デザフェスギャラリーでは初出展となるイラストレーターのちゅーりっぷさん。

横浜美術大学イラストレーションコース2019年度卒業後、雑貨販売職を勤めながら趣味としてアート活動をされているそうです。

透明感のある水彩と色鉛筆を用いて表現されており、どのお花も愛しい表情を持っていて、ほっこりした時間を過ごすことができます。



原画のほか、花言葉を添えたイラスト作品集や、気軽に飾れるポストカード、ステッカーセットなど、様々なグッズが販売されています。

食としても大切な存在であり、多忙な日々を癒やしてくれる、植物ならではの優しさを改めて感じます。

https://twitter.com/misatulip11



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『ボタニカ展2』は7/10(土)まで開催中!

下記より他の展示レポートもお楽しみいただけます。

「ボタニカ展2」- BOTANICAL ART EXHIBITION - 展示レポート Part.2


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