エリア５１ 『KAMOME「喪」』

エリア５１

『KAMOME「喪」』

2021.4.8 - 2021.4.12

[EAST 101]

エリア５１(えりあごじゅういち)とは、令和元年５月１日に誕生したアートチーム、

舞台芸術・映像・音楽をはじめ、ジャンルを問わない表現者の集合体。

旗印は、「社会にはたらきかけるものづくり」をすること。主な活動場所は東京・インターネット。

演劇鑑賞の部分は有料となりますので、チケット購入など詳しくは下記URLにてご覧ください。

こちらの展示レポートは演劇演出以外の時間帯に公開された

展示空間をほんの一部ご紹介いたします。

「原宿に仕掛ける１０の哲学演劇。

初舞台の失敗や失恋により自殺しかける作家志望のカドタ。

カドタへの想いを募らせるユノは、恋心を捨てるべく不本意な結婚を選ぶ。

彼女が着ている黒い服＝人生の喪服、その本当の意味とは？」

(プロフィールから引用)

普段なかなか見られないジャンルの展示会、「演劇」はデザインフェスタギャラリーの一番広いスペース「EAST 101」で開催。

演劇以外の時間帯は、アートギャラリー展示空間と古着屋POPUPエリアが開放し、自由に鑑賞できます。

舞台となる中央のインテリア空間演出もそのまま見られますので、演劇作品鑑賞後ゆっくり余韻を味わうこともできます。

会場に入って左側は、ギャラリー「喪」です。

１１名の作家による、それぞれに思う「喪」をテーマにした作品を、写真、絵画、立体などで、それぞれ違う作風で解説してくれます。

「喪」についてどう考えるのか。

ちょっぴり不穏な空気感のイラスト、

アンニュイな表情、なにかを守りたい気持ちで表現した世界観など、どの作品もエネルギッシュで個性的。

見る側の様々な感情を喚起してくれたり、刺激を感じさせてくれます。

スペースに入って右側には１月に閉店になった古着屋「少年junk」のPOPUPが開催されています。お気に入りのアイテムを見つけに来てください。

今回演劇作品『KAMOME「喪」』限定のMIDORI NAKAJIMAさん ( @midorinakajima_ ) とのコラボグッズ、ロングTシャツとキーホルダー、ステッカーが絶賛販売中。

心をくすぐってくれる「GO SOMEWHERE」とかわいいイラストを一押ししたい！ぜひお見逃しなく！

公演・展示は4/12まで！詳しいスケジュールは、下記公式URLをチェックしてね！

エリア５１が目指すのは、社会と切り離された創作活動ではなく、社会問題を見つめ、芸術分野での解決法を模索していくことです。また、その活動のなかで多くの人と出会い、相互に作用しながら、創造のエリアを拡げていくことを夢見ています。

チェーホフ作『かもめ』を現代日本に置き換え、物語を3つの要素を中心に再解釈し、3種のパフォーマンスとして上演する。その中の一つ、KAMOME「喪」ではマーシャ視点で生死をテーマに『かもめ』を換骨奪胎する。また、本編のサイドストーリーとして、エクストラシーンと名付けられた短編演劇のライブ配信を行う。

「喪」をテーマに、アーティスト数名の作品を展示するGALLERY「喪」、古着屋「少年junk」のPOP UPストアを開催。

これらは現在における”絶望”を”喜劇”へと昇華するための一連の検証であり、またその旅そのものを、ひとつのインスタレーション/物語として現代に組み込むための試みである。

https://www.area51map.net/kamome-mo

 

【展示スペース：EAST 101】

staff jessie