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ShoyoRepublic 『カラフル オブ ア ダウン』

ShoyoRepublic 『カラフル オブ ア ダウン』

2020.12.14  -  2020.12.16

[ EAST 204 ]

展示空間を黒色の作品で埋め尽くしたShoyoRepublicさん。たった1日限りの展示が12/15に開催されました!Shoyoさんの制作熱意を肌で感じながら鑑賞できる特別で異質な展示です。展示模様をご紹介していきます。


入り口はカーテンで閉められ中の様子は分かりません。しかし、すでに数えきれない数の作品が出迎えてくれます。もともとの真っ白な壁を思い出せないほどの変貌ぶりで、Shoyoさんの世界観を入る前から味わうことができます。

これほど多くの作品数にも関わらず、一枚一枚違った作品です。作品は、アナログとデジタルを組み合わせた絵画で黒色を使用して描かれています。入り口時点で驚きを与えてくれる展示なのですが、やはりカーテンの向こう側がとても気になります。そして、いよいよ中へ!入場の際に懐中電灯を渡され、自ら光を照らして鑑賞するというスタイルになっていると説明をしてくださいます。それでは中の様子をご紹介します。

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全面の壁、そして天井までもが作品で埋め尽くされた真っ暗な世界。鼓動が早くなり、身体中を強力なパワーに包まれているような感覚を抱きつつ、懐中電灯で照らしながらゆっくりと室内を進んでいきます。どこを照らしても作品。見れば見るほど心に響いてくるものがあります。

この真っ暗な部屋の一角には1台のモニターがあり、一定の時間になると映像が流れ始めます。そこには緊迫した空気のShoyoさんが映し出され、鑑賞者に想いを語りかけてくれます。最後に、展示日の12/15が誕生日であった母親に向けて祝福のメッセージも含まれており、深い愛を感じることができました。

今回の展示方法は、多くの作品を1点1点しっかりと鑑賞してもらえる工夫をされた結果、スポットライトのように照らし他の情報を遮断する方法に決めたそうです。他の来場者からは「穏やかな時間が流れる空間」、「居心地の良い時間」、「星空を見ているかのよう」など落ち着く空間と感じた方が多くいらっしゃいました。一見、暗い空間に怖さを感じますが、Shoyoさんの作品に対する愛が空間全体を温かなものに変えているのかもしれません。


<スペース詳細はこちら>

[ EAST 204 ]


staff:Chi