『ヘンテコな生き物図鑑』
2020.3.23 - 2020.3.25
[WEST 1-D]
同じ高校だった仲良い5人による、それぞれが想う「変な生き物」が様々な作風で表現されたグループ展『ヘンテコな生き物図鑑』。
カワイイのも、面白いのも、ちょっぴり非日常を感じる、
不思議な生き物たちに囲まれるこの空間へぜひ遊びに来てください。
こちらは下島舞子さんによる、茄子から変化した怪物「ナスドリ」です。
美味しく食べてもらいたいとの気持ちで生まれたナスドリは、強い存在感を放っていて忘れられません。
こちらは下島さんによる粘土で表現されたヘンテコな生き物「歩み」です。
箸に乗っかっている枝豆はとてもシュールで、バランスを取りながら頑張って歩いている姿がツボでした。
こちらの壁には、綱島美鈴さんによる「変な海の生き物」たちが並んでいます。
二足歩行をするチンアナゴや車を運転するマグロなど、シンプルな形で描かれた子達が
可愛らしい。
個人的に一番お気に入りなのはこちら、 お弁当箱にぴったりのトートバッグです。
スプーン、フォーク、ナイフ、お箸。みんな生き物になりました!
見ていると楽しくお食事をしたくなりますね。
そのほか缶バッチなどのグッズも絶賛販売されていますので、ぜひお好きな子を見つけて見てください。
こちらは高野奈美さんによる「視線と視界」です。
日常のふとした瞬間に感じる視線や視界の隅にある「何か」。
そんなイメージで生まれた猫のような形をした生き物は可愛らしく撫でたくなります。
普段はミンネでグッズ販売もされていますので、ぜひチックしてみてください。
https://minne.com/@0430setosin
こちらは三井望里さんによる「ブツヨクちゃん」です。
人間の物欲という心理が生き物化され、欲が大きくなるにつれてどんどん成長する設定されているそうです。
「買わずに後悔するより、買って後悔しな」を
言いながら無邪気で笑うブツヨクちゃんを見ていると、
どこかシンパシーを感じます。
畠本巴菜さんによる「イキモノモドキ」は
普段動物園で見かける生き物は本物ではなく、イキモノモドキちゃんが化けているという発想で生まれた作品です。
生き物に上手く化ける子もいれば、苦手な子もいます。
作者は苦手な子たちが生き物に化けたちょっぴり違和感のある姿を繊細に表現しています。
展示は明日(3/25)まで。
普段なかなか触れることがない架空のヘンテコな生き物たちに
ぜひ会いに来てください。
-出展者-
綱島美鈴/下島舞子/
三井望里/畠本巴菜/高野奈美
『ヘンテコな生き物図鑑』
【展示スペース:WEST 1-D】
staff jessie