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『to(m)my birthday』
2020.1.17-2020.1.19
[WEST 2-D]
tommyさんの30歳を記念し、開催された本展。
被写体として、カメラマンとして駆け抜けて来た20代を振り返り、全て撮り下ろしで撮影されています。
ご自身で撮影されたセルフポートレイトを含め、計5名のカメラマンによって撮影された様々なtommyさんの「現在」をあらゆる角度からご覧ください。
ただのちひろさんは、この1年のtommyさんの記録を幾度となく残してこられたそう。
ハーフカメラで撮影されたという本作は、プライベートなtommyさんをより近くに感じられ、仲良しの女友達に見せるその姿はとても自然体。
お茶目で優しいtommyさんのお人柄が写真からもとてもよく伝わります。
《リライト》"今までの事を思い返したり、新しい事を始めたり。先に進むための原動力”
振り返り、そして前を向くtommyさんの姿は、儚くも力強い、ポジティブなパワーに満ち溢れているように感じます。
この作品を前にすると、節目の年を迎えた彼女の未来がとても明るいものに感じられてなりません。
こちらは「コスプレがしたい!」というtommyさんの強い要望から実現したというとっきーさんによる作品。
付き合いの長い間柄ということもあって、このメイクやこの格好をするならば彼、と撮影の依頼をされたそうです。
原宿で撮影されたという本作。真っ黒なゴシック調のメイド服に、真っ赤な目元がとても印象的で、背景の赤がそれを印象的に際立たせます。
にんにんさんは3つのシチュエーションで撮影され、展示方法も特徴的。
「103(トミー)」と文字ったという遊び心が感じられます。
外でのカジュアルな作品、黒をベースにしたクールでかっこいい作品、室内でのオフ感がかわいらしい作品…
同じ方が撮影されているとは思えない、tommyさんの様々な表情に胸がどきりと高鳴ります。
tommyさんは被写体としての活動と並行して、5年ほど前から自らカメラを手に取られたそうです。
近年はiPhoneでの撮影にこだわっておられ、本展では少しドジっ子なメイドさんに扮したセルフポートレイトを展開されています。
可愛らしさの中にも、ドタバタ奮闘劇も垣間見られ、思わず頬が緩みます。
しかし、モノクロで撮影されていることで画の空気感が締まり、ポップになりすぎないクールさも感じられます。
入り口には、学生時代のプリクラや被写体を始めた頃の写真などがチェキに収められていました。
歴史と変遷を感じさせる貴重な品々に、改めてアニバーサリーの華々しさが感じられます。
撮り撮られ、そして迎えた30という年月。
過去と未来を感じられ、居るだけで元気をもらえる空間。
明るく前向きなtommyさんだからこそ実現できたとてもハッピーな展示となっておりました。
本展は1/19(日)まで。
改めて、お誕生日おめでとうございました!
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[WEST 2-D]
staff kome