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hima&hitomi



hima&hitomi
2019.10.13-2019.10.14
[WEST 1-A]

大学時代、軽音サークルで共に過ごしたhimaさんとhitomiさん。
朝・昼・夕方・夜を写真とイラストで表現したという本展。
その1日の中には、お二人に共通する「音楽」が溢れていました。

写真を撮られているhimaさんと、イラストを描かれているhitomiさん。
本展を開催するきっかけとなった出来事は、himaさんがご自身で撮影された写真に、hitomiさんにイラストを描いてほしい、とお願いされたところから始まったそう。
スペースの向かって右から左にかけて、朝・昼・夕方・夜という順に、1日にグラデーションをつけてそれぞれの作品を展開されています。





バンドをやられていたというhimaさんは、それぞれの時間の背景に主に弦楽器をメインに線画を描かれています。
朝のギター、昼のベース、夕方のコントラバス…
それぞれの時間帯と音のイメージをマッチングさせたようなモチーフ選びに、見ているだけでそのまま楽器の音が聴こえてきそう。
その優しい印象にほっこり心が落ち着きます。





himaさんの写真作品は、日常の中の何気ない一瞬を切り取ったもの。
写真に添えられたタイトルを見ると、その写真にまた深みと意味合いが増します。
何気ない風景の中にも、音楽が鳴り続けている。
himaさんの作品を見ていると、日々の生活の中にもどこかで音が響いている、そんな楽しい気持ちにさせられ、豊かな日々の提案を受けているよう。





そしてお二人の合作がこちら。こちらも4種類、それぞれの時間帯のコラボレーション作品を鑑賞することができます。
上の作品は朝、下の作品は昼で、日中でも青空の色に違いがあったり、グラデーションが感じられます。
himaさんの写真では、朝はビルを下から煽ったもの、そしてhitomiさんのイラストはイヤホンジャックを差したスマートフォン。
どちらも通勤や通学など、1日の始まりを告げるようなモチーフが印象的です。
そして昼の作品は、himaさんののどかな田園風景と穏やかで広大な青空に、hitomiさんのかわいらしいコスモスと音符が踊ります。
どちらの作品も日中の作品ですが写真もイラストも、1日の楽しい気分にグラデーションが感じられ、見ているだけで心がほっこり和みます。

音楽が好き!というお互いの熱量が重なり合い、とても穏やかで楽しい気持ちにさせられる空間。
日々の日常のスパイスを、音楽から見つけてみてはいかがでしょうか。

本展は10/14(月・祝)まで。

<スペース詳細はこちら>

[WEST 1-A]

staff kome