フィルムと暮らす
『菲林と暮らす』
2019.8.6 - 2019.8.9
[WEST 2-A]
「普段から身近にある日常や
日常"だったもの"。
フィルムで撮るからこそ
表現できる色や想い。」
写真を撮るのが好きという共通点で繋がった6人による写真展示会です。
テーマは「日常」。
フィルムの独特な雰囲気を持つ多くの写真が詰まった空間、
どこか懐かしく、エモい気持ちになります。
普段はデジカメを使うことが多いのですが、
今回はテーマに合わせて全員がフィルムカメラを構え、
それぞれが思う日常をそれぞれの視点で捉えています。
さりげなく、そして自由な視点から、
撮る人と撮られる人との距離が縮まるのを感じます。
ほんの一部ですが、展示様子をご紹介致します。
「せっかくの休日だから家でまったりしたい。」
「あ、洗濯物が溜まってるからランドリー行かないと。」
「ちょっとスーパに寄ってみよう。」
一枚一枚の写真が繋がって、日常的な1日が展開され、
まるでドラマのワンシーンのようです。
夏といえば、海、ひまわり、そしてゆらゆら揺れるワンピース。
人物と風景のバランスから、一枚一枚の写真を際立たせる構図まで、その繊細な部分も写真を通して伝わってきます。
海、行きたくなりますね。
「ぼくにとっての日常。
きみとコーヒーを飲むこと。
きみと歯をみがくこと。
きみと過ごすこと。
それがぼくにとっての日常であり
ぼくの幸せだ。」-by くっすー
朝起きてから家を出るまでの1時間の間、
暖かい目で捉えた被写体の姿が可愛らしい。
見ていると撮る側の思いがじわじわと沁みてきます。
その場で感じた印象を切り取った体の一部と花。
まるで思い出そのものみたいに、美しくて、あたたかい。
夏の雰囲気も一緒に切り取られているかのようです。
いつも作る料理、いつものお出かけ。
さりげなく捉えた被写体の姿は、
まるですぐ側にいるような親近感と落ち着いた空気、ほっこりとした日常が感じられます。
今回出展された全員にとっては、初めての展示会。
これまで撮影してきた写真をどういうふうに見せるか、
お互い話し合いながら丁寧に演出された空間は、とてもあったかく優しいイメージが印象に残りました。
展示は明日(8/9)が最終日となります。
会期中、写真のほかフォトブックも展示されていますので、
ぜひお気軽に手にお取りください。
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やま:@yama_1991_
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けーすけ:@ksuk1230
ぽぽ:@po_by_photo
しょーた:@shota.031
【展示スペース:WEST 2-A】
staff jessie