女子美 環境デザイン『手がかり展』
2019.1.31-2019.2.2
[EAST102]
作風もバラバラな6人、それぞれの手かがりをもとに作った世界が広がっています。
環境デザインを学んでる6人。
スペースの中央には、それぞれの街が一つになっています。
この街を見るだけでも全員の好みが違うのがよく分かりますね。
街の延長線上には1人1人の作品が展示されています。
この展示方法、空間デザインを学ばないと思いつかないのでは?
展示方法一つでもデザイン性があり、魅力的です。
街にはそれぞれの思い描く理想の空間が表現されています。
普段、大学の課題では自由な発想はできても色や素材は限られてしまうという。
そんな中、今回の展示では好きな色やビーズなどの装飾品も組み込んで街を制作しています。
作風だけではなく、作品自体も自由なこの展示にワクワクが止まらない!
こちらは「自然と人工」をテーマにした写真作品は道路側のガラスを使用し、102のスペースを有効活用しています。
天気や時間によって見え方が変わり、ノスタルジックな雰囲気で落ち着く作品でした。
こちらは女の子らしいほんわかとした作品。
色遣いも優しく、このスペースによく馴染んでいる、と感じました。
暖かく、しかし少し儚いような作品に心が和みます。
その隣に並ぶのはこちらの作品。
同じスペースで、同じ展示とは思えないほどの作風が真逆ですね。
しかしながら、そんなバラバラだからこそ、面白い。
様々なテイストの作品を見ることができる「手がかり展」は、自分の好みを知ることができるいい機会かもしれませんね。
また、とてもインパクトのあるこちらのぬいぐるみ。
「イヌチャン」という名前だそうです。
ギャラリーのある原宿にマッチしたカラフルな作品。
このイヌチャンと写真を撮ってSNSにアップしてみませんか?
映えること間違いなしなスポットが用意されているところも、学生らしくユーモアがありますね。
この、イヌチャンと撮ったチェキを壁に飾っているといいます。
たくさんの方に楽しんでもらおうとする姿勢、展示を心の底から楽しんでいる彼女たちを応援したくなる空間です。