木庭啓介『ブエン・カミーノ!』

木庭啓介『ブエン・カミーノ!』
2018.10.1 - 2018.10.5
[WEST 1-G]


"旅する絵描き" をコンセプトに風景画を描く木庭啓介さんの2回目の個展が行われています。
本展では2014年の4月から6月にかけてスペインのカミーノ・デ・サンティアゴの巡礼路を歩いた際の風景画が展示されています。帰国後に書かれた旅行記やポストカードなどの販売もあります。一部になりますが展示の様子をレポートします。





前回も同じWEST 1-Gにて展示を開催していただいた木庭啓介さん。柔らかな光が差し込む窓のついたこちらのスペースがお好きで、今回もリピート展示。
今回の展示の「ブエン・カミーノ!」とは、「良き巡礼を!」という意味のスペイン語です。ご自身の仕事に一区切りがついたときに、木庭さんは自分を縛るものから解放されるようにしてスペインの巡礼路を歩く旅に向かいます。


2014年の4月下旬から6月上旬まで約一ヶ月半の間、木庭さんが辿った巡礼路は、キリスト教の聖地サンティアゴを目指す巡礼路で、「カミーノ・デ・サンティアゴ」と呼ばれています。「フランス人の道」「銀の道」「ポルトガルの道」など複数の道があり、木庭さんが向かったのは最もオーソドックスな「フランス人の道」。
この道は全長780kmあり、巡礼者たちは一ヶ月から一ヶ月半かけて歩くのだとか。
目指すサンティアゴを越えてさらに歩けばムシアとフィステーラという町までも歩くことができるそう。

《どこまでも続く道》

道中は曲がりくねった山道や、麦畑や乾燥した草原を抜ける道など、バラエティに富んだ風景が目に飛び込んできて、それだけで感動するのだそう。描かれた作品をじっと見ていると、実際にそこへ行って体験した人だけが得られる喜びや感動を鑑賞している私たちも擬似的に体験できるような気がしてきます。

《朝焼けの海岸》

自然溢れる風景画がお好きな木庭さんですが、単にリアルな絵を求めるのではなく、生の息遣いや空気感などが伝わるように技術的にも研鑽を積んでいきたいとのこと。また、人物の表現にも一層力を入れ、個々がもつ表情などがもっと描けるようになりたいとのこと。今後もどのような作品が観られるか楽しみですね。


スペース内にはポストカードの販売や今回の旅行記(!)も販売されていますよ^^
是非お手にとっていただければと思います♪
展示は10/5(Fri.)までとなります。ご来館お待ちしております。



プロフィール

木庭啓介
1983年横浜生まれ。
日本デザイン福祉専門学校卒業。フリーターを経て設計事務所に就職。
3年で退職し、スペインの巡礼路を歩く。

2015年にセツ・モードセミナーに入学、風景画の楽しさに目覚める。
2017年に卒業後、北海道での農作業や、地元の遺跡発掘を経験。
その傍らで絵を描いている。

Website
http://kiniwa.net/


>>> 展示スペースの詳細はコチラ
staff jun