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髙橋 デヴィッド『la piece blanche est enigmatique』


髙橋 デヴィッド『la piece blanche est enigmatique』
2017.6.2 - 2017.6.4
[WEST 2-C]


"部屋にあった紙や布などの切れ端、積み重なった箱、乾燥して固まった白い絵の具、空の雲、ハチの巣、道路のひび、砂利に落ちていた枯れ葉、郊外の風景、ふと頭に浮かんだ抽象的な形。。。"
それは何の関連も、意味すらないものもあるかもしれないけれど、
高橋さんにとっては心惹かれる雰囲気や質感、形がありました。

WEST2-Cではそれらから受けた印象を再構成した作品が並んでいます。
鑑賞者である私たちはそれらからいったいどのような印象を受けるのか。
ぜひ足を運んでみてくださいね!




もともとはペインティングだったとお聞きしましたが、今一番楽しいのは立体物をペイントしてコラージュする作品作り。制作されるものは予め完成予想図を描きながら「デザイン」されるものではなく、作る過程に発見があり、自らが深化していく「アート」作品。


高橋さん曰く、コラージュの作業中には「ココじゃないとダメ」というバランスがあるとのこと。たとえアシンメトリーな配置だったとしても、シーソーのように釣り合っていればOKという絶妙なバランス感覚が求められる。


高橋さんの作品を見ていると、いつまでも噛み続けられそうなチューインガムのような印象を持った。噛んでいる間は美味しいガムだけれど、普通のガムなら味がしなくなれば捨ててしまう。制作中、コラージュしながら美味しい美味しいと制作を続けたのではないかと想像してしまった。やめどきが難しそうだ。

展示は6/4(Sun)まで!
是非足を運んでみてくださいね^^


website
https://davidtakahashi.amebaownd.com/






【展示スペース:WEST 2-C】


DESIGN FESTA GALLERY 原宿
Staff Jun