中央大学理工学部写真会 『六月展』


中央大学理工学部写真会
『六月展』
2017.6.18-2017.6.21

この展示が始まると、あー梅雨だなぁ、夏もすぐそこだなぁと感じます。
それくらいにDFGでは恒例となっている、中央大学理工学部写真会による有志展のご紹介。

6月展と銘打たれていますが、作品は季節しばりではなく、参加者が思い思いに作品を持ち寄っている写真展です。




まだ見ぬ夜明け/須賀原颯紀

夜明け前が一番暗いっていいますよね。
ということは街の光が一番明るく見える時間って、じつはこの時間帯なのかもしれません。

オフィスビルのフロアの灯りがついていたり、車のヘッドライトが道に沿って転々と灯っていたり、こうやって街を俯瞰してみると灯りの数だけ人の営みがあるんだなあとしみじみ感じます。でもこの作品は不思議と静かな印象。星空を見ているような感覚に似ていますね。

作品に添えられているキャプションも文学的で、言葉と写真、トータルで鑑賞できる作品です。



田中健太郎

こちらも静かな雰囲気をまとった作品。モノクロだとさらに空気が研ぎ澄まされる感じがしますね。

こうやって誰もいない場所でファインダーを覗くと、世界に自分一人残されたような不安が襲ってきます。どこか別の世界に連れて行かれそうな。外灯が煌煌と灯っている感じと淀んだ雲が一層寂しさを演出していて、不思議と引き込まれます。




夜のスナップと続いて、次は乗りもの。
飛行機と電車が並びます。

とはいえここに並んでいる写真はそれぞれ趣が違うものです。
手前の写真は夕暮れ空を滑空するあの零戦。零戦というとジブリ映画の「風立ちぬ」を思い出しますね。
バックにあるのは空だけ。時代を示す建築物が何もないので、タイムスリップしているような写真です。




対面はどうぶつシリーズ。
どの作品も被写体にウンと寄った写真なので、いまにも触れられそうなモフモフのリアリティーがあります。どの作品もその動物の良さが一番出ている瞬間を捉えていますね。

忙し過ぎる現代人を思うと、動物たちは人間なんかよりもよっぽど感情表現が豊かなんじゃないかと思ってしまいます。


展示は6/21(水)まで開催中!
作品ごとのキャプションにも注目して鑑賞してみてください。

【出展スペース:WEST 1-F】
DF STAFF isaka