【多摩美術大学「よあさる」展】『PREY』三瓶菜々子 [WEST 1-D]



『よあさる』
多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業制作展
2017.1.24 - 2017.1.29

WEST/EASTほぼ全館規模で開催中の
多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業制作展『よあさる』。
<上演><上映><展示>とそれぞれ会場が分かれており、
デザインフェスタギャラリーでは<展示>部門の作品を見ることができます!

こちらのブログではWEST1-Dの三瓶菜々子さんの展示会『PREY』をご紹介します。




 食用の命とは。
 食用の肉とは。
 陳列された肉は今日も新鮮で美味しいです。
 自分も肉であるということを忘れてはいけません。
 (展示会パンフレットより)

“獲物” “被食者” “餌動物”…
他の動物に食べられる存在、という意味をもつ「PREY」。
部屋中に並ぶ真っ赤なコーンに展示されているのは、わたしたちがよく口にする
牛、豚、鶏たちの生ある姿。


重なりあうまるまるとした豚たちのおしり。

規則正しくならぶ大きな牛のおしり。

牛たちの名前と“種付け日”が書かれた黒板。

新鮮な牛乳をしぼりとるための乳房。


やわらかな日差しの中、どこか虚無感を覚えるのは
彼らの命が強制的に終わってしまうものだとわかっているからでしょうか。


スーパーの精肉コーナーでは、肉の色を良く見せるために
赤く発色する特殊なランプを使用しているといいます。
コーンの強烈な赤さに照らされたとき、整然と並べられた肉の一部になったような
印象を受けました。

命をつなぐには、命を食べなければなりません。
しかし、いつでも新鮮なおいしい肉を得るために、私たちはどれほどの命を
強制的に消費しているのか。

自分も肉であるということを忘れてはいけません。
命の重みを、忘れないように。


http://yoasaru.official.jp


https://twitter.com/tamabi_yoasaru


【出展スペース:WEST 1-D】
STAFF nakagawa