あいつ 『わたし』

『わたし』
あいつ
2016.9.20 -  2016.9.22
[WEST 1-A]


「わたし」と「あいつ」とその関係。
人との関わりのなか、心の内で感じている日々のコンプレックスやモヤモヤ。
作品の前に立って自分を振り返る。そんな仕掛けの詰まった展示が開催されましたのでレポートします!







スペースには、多色に反射する大きなフィルムが天井近くから床まで垂れ下がっています。
フィルム越しの壁面には無数の短冊が吊るされ、床には写真が散乱する不思議な空間。
その作品の意図するところに思いを巡らす。そうした喜びがそこにあります。

この作品の作者は2人組の「あいつ」さん。展示のタイトルは『わたし』。
スペースにいらっしゃったお2人に話を聞くと、
友達との関わりのなかで感じていた自身に対するコンプレックスが互いに一致したことから共同での企画展となった、とのこと。

「自分は性格が悪いのではないか」。人と接するなかでそんな風に思ったこと誰でもあるはずです。
フィルムの向こう側は自分自身の内面世界。
そこには友達との思い出が積み重なっていくと同時に、様々な言葉が生まれ、溢れます。

人との関わりに正直に向かい合った作品を公開するにあたり、ある種の覚悟のようなものも2人にはあったそう。
しかしながら、会期中には、訪れた友人に2人の作品の意図するものがすっと伝わる瞬間にも立ち会えたとのこと。
作品を通してこそのコミュニケーションが生まれるのは、展示の醍醐味。
作者の2人も次回作への意欲が増したご様子でした。次回の展示も楽しみにしております!

出展のお2人については下記のSNSもチェックしてみてください!






【 展示スペース : WEST 1-A 】


Shimada