MANNICHOCO 『rock&elegant』


MANNICHOCO
『rock&elegant』
2016.6.15-2016.6.17 at EAST 302

『rock&elegant』の展示タイトルどおり、
破天荒な中にも優雅さを内包するパッチワーク作品が並ぶMANNICHOCOこと図子千佳子さんの初となる個展がEAST302で開催中。

スカル=頭蓋骨をモチーフにヴィヴィッドな個性を放つ作品ばかりです。








鮮やかな配色もさることながら、特徴的なのは造花やラインストーン、ファブリックを活用した手のこんだパッチワーク。
この種の作品ではボンドなどの接着剤で張り合わせる手法がとられることが多いですが、
図子さんの作品の場合、そのすべてを手縫いで行っています。

これは作家の一貫したこだわり。
接着剤であれば、例えば張り合わせた造花が重みで剥がれてしまったとき、
あとに残る接着の痕跡は余り美しいものではありません。

しかし手縫いであれば同じことが起きても、
花びらが朽ちて落ちるのと同じようにあとには残らず、
また再び縫い付けることもできるのです。




全体を見渡してみるとスカルというモチーフは全ての作品に共通しています。
それだけではなく、作品を俯瞰して見た時の構図も同じ。

けれどひとつとして同じように見える作品はありません。
それは一つひとつの配色、パッチワークに使われる素材選び、ベースとなるファー生地の微妙なニュアンスの違いなどで、スカルに命が吹き込まれたかのように表情が作られているからでしょう。

作品の制作にあたっては、複数の作品を平行して進めていたそう。
それぞれに全く違う個性があるのはその制作スタイルにも起因するかもしれません。

少し伏し目がちなスカル、花のテキスタイルと造花でとことんまでに華やかなスカルなどなど。
組み合わせが無限にあるからこそ、それぞれのスカルにパーソナリティーが与えられています。




向かって左側は自身の敬愛する元BLANKY JET CITYのドラマー、中村達也さんをイメージした作品です。
デザインフェスタギャラリーで個展を開催するというきっかけにもなったという中村達也さん。彼を知っている人であれば一目でイメージ出来るはず。赤髪のモヒカンが特徴的です。


展示は本日より3日間開催。
ご本人もとても気さくな方ですので、この機会に是非いらしてください。

【出展スペース:EAST 302】


DF STAFF isaka