川越 貴恵『PREMIUM EXHIBITION IV Parallaxis』WEST 2-D


WEST館全スペースを使用して開催中
神島プレミアムクラス 『PREMIUM EXHIBITION IV Parallaxis』 
2016.5.24 - 2016.5.29

WEST 2-D スペースに出展されている、
川越 貴恵さんの作品をご紹介します。

■プロフィール プレミアム加入年 2007年
ー展覧会ー
2014年 個展  「コマッタ」(フォトカノン/戸越銀座)
2014年 グループ展 「5番目のドア 空気展2014」(泉の森会館/狛江)
2013年 グループ展 「PREMIUM EXHIBITION III jamais vu」(TIPギャラリー/東京 京橋)
2013年 個展    「ドコヘイコウカ」(フォトカノン/戸越銀座)
2011年 グループ展 「PREMIUM EXHIBITION II 知覚の束」(CLASKA/目黒)
2008年 グループ展 「PREMIUM EXHIBITION」(CASPER’S Gallery/中目黒)

■普段 何に心を動かされて考えてシャッターを切っているか
光、形の美しさ、自分の心情に引っかかったもの。
または、まずシャッターを切ってみて、自分と被写体の(心理的な)距離を詰めていくときもあります。

■今回の展示の見所
あるイメージがありました。
それを投影するのに選んだ被写体ですが、数を撮っていく内に最初のイメージは昇華され、後半は逆に被写体から引き出す感覚で作っていました。その差が出ているかどう か、自分でも興味深いところです。






川越 貴恵さんが選んだ被写体は「植物」。
照明を少し落とした空間には静謐な空気が漂い、植物たちの自然の色を引き立てています。

入口すぐのところにこう書かれています。

花の中に面影を見たのは何時だったのか。
微かな記憶の断片をファインダーの中に押し込めて
繋ぎあわせようとしたのだが
戻ってきたのは、恐らく似ても似つかないものだろう。
真姿を確かめるすべは無く、私は、ただ願っているだけだ。

何かを求めてシャッターを切るものの、
望みのものを簡単には得られないやきもきした気持ちが作品にも表れているようです。






華美なだけではない植物の造形と色彩の美。
「花」を撮っているというよりも、目の前にある物質から何かを引き出そうとしているのが伝わって来ます。





がく、花弁、花蕊。
それぞれがこの写真の中では本来の目的とは違った存在を放っているように見えます。

恐らくそれは川越さんというフィルターを通し、
私たち人間に対しての姿に変化しているからではないでしょうか。

PREMIUM EXHIBITION IV Parallaxis へ訪れた際は必ずご覧いただきたい展示会です。


【 展示スペース WEST 2-D 】


chida