『Wovenメディアフェスティバル』
Woven
2015.12.11 - 2015.12.13
「Woven」とは、日本語で「織り重なる」という意味合いを持ちます。
Lucius Von Jooさん、Eric Hallさん、Charlotte Linさんがキュレーターをつとめる「Woven」は、世界中の様々な人の声、文化、創造的作品を展示し、多くの人と
交流するために創設された国際的なアート集団。
スペース内は世界中から集められたアーティストの作品であふれています!
スペースの中央に浮かぶ幾重にも糸が重なりあった地球。
カナダ、ベネズエラ、ハンガリー、アイスランド…
地球からのびる糸は、アーティストの出身地と作品を結びます。
映像、写真、イラストレーションと表現方法もコンセプトも様々。
ひとつひとつ長く見入ってしまう力強さをもった作品ばかりです。
お姉さん、弟さんともにギャラリーのお仕事をされているそうです。
こちらはコマ撮りのアプリを使った、来場者参加型の作品。
千葉県の大学で人類学の先生をされているLucius Von Jooさん。
以前16mmフィルムでストップモーション作品を制作されていたことがあるそうで、
フィルムでのコマ撮りは大変苦労されたとか。今はアプリを使って簡単に撮影・再生
ができるため重宝しているそうです。
様々な人の手と偶然が重なってひとつの作品が完成するワクワク感を、参加者全員で
共有することができます。
すべて廃材を使用しているというこちらの自転車。
ペダルを漕ぐとセットされたレコードから音楽が流れ、ハンドルの上に設置された
回転のぞき絵(ゾートロープ:映画やパラパラ漫画と同じ原理)が動き出す…という
楽しいからくり満載のVon Jooさんの作品です。
私も漕がせてもらいましたが、これが大変難しい!早く漕ぐと音楽が早送りになるし、
ゆっくりだとのぞき絵が動いてくれない…ご自身でも何度も改良されているとか。
苦戦するスタッフsarahを見守るVon Jooさん。
難しかったですが、とても楽しかったです♪
今回は試験的に小さめのスペースを選んで展示されたそうで、いずれは建物全体を
使用した展示やパフォーマンスを企画されているそうです!
大規模になったWovenさんの展示会でどんな作品と出会えるのか…
楽しみにお待ちしたいと思います!
English blog report
■“WOVEN” 12 artist multi-genre east 102 exhibition.
http://www.wovenmediafest.com
【出展スペース:EAST 102】
DF STAFF nakagawa