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工学院大学写真部 夏の学外展



来年で65周年を迎える工学院大学写真部
夏の学外展
EAST 101b + 102
2スペースにて写真展を開催中です!






「夏の学外展」ということもあり、
被写体の多くは夏の欠片で御座いました。
夏に登場するアイテムは勿論なのですが、
過度な色彩からも季節を感じたりする。




「呼んだ?」
Daikonさん

あぁ、夏といえば日陰もあるじゃないか。
画面の大半は日陰、こう連日の猛暑だと逃げ込みたくなる場所。
猫もそこに逃げ込んで、ふぅっと一息吐いて
気を抜いた瞬間に、気付いて、呼んだ? と。


「初夏」
三月さん

自宅から徒歩数分の場所にある自動販売機にもある、
三ツ矢サイダー。
コーラとは違う、水とも違う、その飲み物。
ラベルデザインは時とともに変化しているけど、
その核はずーっと変わらない。

大きなサイダーのバックに広がる青空の看板を
更に大きな青空が包み込み、
私達はその下にいる。


「モノ・クロームⅡ」
RYOさん

モノクローム と クロミウム、
二つの言葉が錯綜する。
滑らかな金属の面を寝床にして、
立派に育つカイワレダイコン。

青々しいは失われて、
金属の延長線上に身を置いているようだ。




別室 EAST : 102 では THMさんの写真作品を展示中

Daikonさんの撮影した猫とは違い、
暑さでぐんにょり「降参」している猫と、
地面の熱を感じつつ「昼寝」をしている猫のペア。


「華」
THM

思い出したのは、先日出かけた花火大会のこと。
テレビや写真に写る花火との大きな違いは、
身体を揺さぶる爆発音と、
視界いっぱいに広がるその姿であった。

よくよく考えてみれば、
花火とは、弾けた火薬の線の集合体。
時間をかけて、その形を捉えようとしたこの一枚は、
見事、私の肉眼では捉えることができない、
異なる花火を形を見せてくれた。

また、発射地点の様子が見れる写真は
貴重ではないだろうか。

開催期間は 2015.8.8 - 2015.8.9