90%


むみゅう
『90%』
2015.8.4 - 2015.8.9 WEST 1-G

横浜美術大学・映像メディア4年。
伊豆見、比留間、柴田の3人構成。
GIF(伊豆見)、インスタレーション(比留間)、アニメーション(柴田)を得意とする。

WEST 1-G で行われている展示会をご紹介します。
好奇心をくすぐられる良質なアートが並びます。

 「知らないこと」を知らないままに創造してしまおうというこの展示会の主旨は、「知らなくても価値を生む」ことが出来て、無知ゆえの創造性を実験的に体現しているのではないだろうか。




柴田 崇博さんの作品「ラブドール」。
展示会のコンセプトに従い、柴田さんがよくわからないもの=コンピューターグラフィックをなんとか作ったというもの。

クオリティは到底コンピューターグラフィックについて何も知らない人の作とは思えないものになっています。



「夜行性のいきもの」の一部。



夢と現実が交錯したような作風がいいですね。



「光がさすとき」の一部。
男であるから生理を体験できず、経血が出ない。
それがコンプレックスであるという柴田さん。

どんな奥まった場所でも、壁を壊してしまえば光がさすというポジティブな作品です。
個人的に見ても、どこか不条理がはたらくこのCGの世界は違和感があり、動いていなくてもただ在るだけで魅力的にうつります。



この温度感、大好物です。



比留間 智美
confined "I"

私の知らないもの「心」

とだけキャプションに明記された今作。
部屋の隅に置かれた小さなテレビに砂嵐が映っています。



上空には胎児のへその緒とテレビが繋がっています。
何を映し出そうというのだろうか。


伊豆見 香苗さんのイラスト作品「知らないの変化」。
一体どれがこの子の目であるのでしょうか。

視線を動かして見定めようとしても、納得のできる答えには辿り着きません。


まるで世界と遮断されてしまったような女性を映し出す作風は、
彼女自身の記憶から引き出されているのかもしれません。


一人が座るにしては大き過ぎる。
皿と皿の距離感も虚無を連想させますね。

魅力的な作品が集まっています。
展示会は8/9まで!
是非足をお運び下さい。


今回の展示スペースは WEST 1-G 、使いやすくて人気のスペースです。

chida