『YES, I AM COLOUR-BLIND』Randy [7/18-7/19]


インドネシア出身、本業は弁護士でもあるランディさんの初写真個展!
「色弱」というハンデを持つ、彼が捉える視覚の世界をご覧ください!




5歳のときに写真に出会い、それからずっと好きだという写真、それでも
本格的に始めたの日本に来てからだそう。

通常私たちが認識している色とは違った見え方をしてしまう色弱。
通常は私たちは赤、青、緑のそれぞれの色を感じる錐体を持っていますが、
色弱の方々はそのいずれかの色を感じる錐体が無い、もしくは弱いという弱点を
持っています。
それが、特定の色の組み合わせの区別が難しい、といった問題が生じさせる
そうです。
しかし、それでありながら彼の目を通して写し出される写真は色合いと
コントラストが実に美しいのです。

私たちは美しさに関して、色に頼る場面が多いように思います。
特に夜景については多くの方がその色とりどりに輝く色彩に心を
惹かれるものです。
彼は私たちと同じ「色とりどり」の景色を見てはいませんが、
彼のとった色とりどりの写真は、私たちは美しいと感じるでしょう。

同じ色合いではないけれど、美しいと感じるものが同じというこの感覚、
実に不思議...。
しかしだからこそ、美というものの存在を確かなものにしていて、そこから
美の本質すらも見出せそうな気がしてきます。





ブルーとイエローのコントラストが素敵です。
(場所:広島)

構図が魅力的な一枚
(場所:みなとみらい)


彼のモノクロ作品はどこか物悲しさを含んだものが多いとのこと。
こちらは札幌で撮ったもの。自転車に吹き付けられた雪が、
放置された時間の長さを感じさせます。


こちらは見る人によって解釈が分かれるであろう興味深い作品。
夕焼けのもと、シルエットのみの男女は恋人なのか、友人なのか。
女の子は泣いているのか、はたまた単純に携帯をみていただけかも。
想像膨らむ、面白い作品です。

彼自身、偶然この場に居合わせ、表情の読み取れないこの謎めいた構図に
思わずシャッターを切ったそう。


彼にとって特に特別な、みなとみらい夜景の写真と一緒に。

『YES, I AM COLOUR-BLIND』Randy  [2015/7/18-7/19]

展示は本日までとなりますが、今後の活動も楽しみにしたいと思います!

【使用スペース:EAST202】

DF STAFF ASUKA