PHYSICAL GRAFFITI -road- [5/4-5/10]

「PHYSICAL GRAFFITI(フィジカル・グラフィティ)」は、トイカメラ、クラッシックカメラ、自作カメラの写真展・写真家集団です。

右上方に写っているものは、メンバーによる自作のピンホールカメラです!

今回のコンセプトは「road(道)」。
また、過去最多の33名が展示をしています。






それぞれがどのようにroadを表現するのかというところも面白いのですが、まず目を引くのは各自のこだわり。
「何を撮るか」より前の段階、例えばどんなカメラを使ってどのように自分の世界を写し出すのか等に時間をかけていることが、伝わってきます。

「何を使いどう撮るか」ですでに個性が光り、「何を撮るか」の段階でさらにその違いが大きくなっていくのです。

「押せば撮れる」でも「撮ってもすぐ消せる」でもないので、一枚一枚が重い選択と決断の瞬間です。





こちらの映画を彷彿とさせる作品は、代表のJules(ジュール)さんのもの。

Julesさんは「日本の情勢は低迷ぎみだけれども、楽しく美しいものに溢れている。それをあえてデジタルに比べたら不便なカメラで伝えていきたい」という想いを掲げるPHYSICAL GRAFFITIを、サッカーで培ったチームワークでみんなをサポートしつつ、まとめています。

「大変なこともあるけれど、楽しい。展示の空間が好きでいつも朝一番に来てしまう。」
心の底からそう答えるJulesさんの目標は「自分が目立つこと」ではなく、「PHYSICAL GRAFFITIの展示をいつかNYでやること」
彼自身の目標とPHYSICAL GRAFFITI 自体の目標がイコールなのです。

また、Julesさんの名前は、彼の大好きなバンドThe Strokesのジュリアン・カサブランカスから。
The Strokesといえば、1960年代前後に流行ったガレージを思わせるサウンドを現代風に提示して人気を博していて、他の多くのバンドにも影響を与えている存在。
そんなThe Strokesの姿勢と、アナログの手法で現代を写し出すPHYSICAL GRAFFITIのそれには、近しいものがあります。
だからこそ、JulesさんはThe Strokesに共感するのかもしれません。

DMや看板、展示スペースの作り方などの展示作品以外の部分も、作り込まれています。

また、今回は投票で選ばれた16人のみ、大阪で行われる選抜展に出展できるという企画も行われています。
素晴らしい作品ばかりで目移りすることは確実ですが、是非投票にも参加して下さいね!

http://physicalgraffiti.wix.com/pgofficial


■今回ご出展されたスペースはこちら
<WEST 201>