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ポラロイドの写真展『BEAUTIFUL DREAMER』 [WEST 1-D 2015.2.9-2.15 ]



『BEAUTIFUL DREAMER』:Physical Graffiti

二度とやってこない一瞬を、複製不可能なポラロイドで魅せる!
アナログ写真、ポラロイドやトイカメラ、自主カメラで撮影活動を続けるPHYSICAL GRAFFITI
の、ポラロイド限定写真展!


映し出された一枚一枚に、どこか懐かしさが漂うポラロイドカメラ。この独特の雰囲気が
人を引き付ける。

フィジカルグラフィティは、アナログカメラに魅了された職業や年代も違う人々がSNS
などで繋がり、今や50人を超える大所帯グループで、メンバーは全国に広がっています。

今回はその中からポラロイド限定で12人のフォトグラファーたちが参加しました。

下の写真は、参加した12人のセルフポートレート。

現代社会では必ずしも利便的とはいえないポラロイドカメラ。しかし、魅せるという行為に

おいて、その豊かな表現性や醸し出される存在感は決して軽視できるものではありません。

アナログという、いい意味で直しの効かないものだからこそ、撮る人によって様々に
表情が変わり、性格を持つのだと思います。

彼らは失敗した写真も、面白いな、と思えば飾ります。現実の世界だって、上手くいくこと
よりも失敗の方が多い、キレイなものばかりじゃないそれが真実なんだと、改めて
言われたような気がしました。

テーマは「夢」、それぞれが思いを込めた夢の写真



こちらもポラロイドの作品!
エマルジョントランスファーという技法を使ったもの。
ポラロイド写真を撮って、画像以外の白い部分をカットし、お湯に10分程つけると
フィルムが剥離するのだそうです。それを、紙などへ張り付けます。

今回の作品は和紙へ張り付けているので、かざすとネガのような見え方になり
よりノスタルジックな雰囲気が出ていますね。
これは全国にいるメンバーが写した、桜の木の写真から制作されています。

透けて、今にも消えてしまいそうな被写体が、時の儚さと美しさを表しているようで
本当に素敵な作品だと思います。




PHYSICAL GRAFFITI代表の Jules(ジュール) さん。
フィジカルグラフィティの活動などについて、丁寧にお話してくださいました!
楽しいから、残したいから、面白いから撮るというような気持ちが伝わってきました。

発起人となり、全国にいるメンバーをまとめ上げて展示企画も行う行動力は
素晴らしいしうらやましいです!

ゴールデンウィークにはEAST館にて、さらに大規模な写真展も開催しますので
そちらもお楽しみに!


『BEAUTIFUL DREAMER』:Physical Graffiti ポラロイド写真展
2015.2.9~2015.2.15(最終日17:00まで)



DF STAFF ASUKA