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佐吉 『Anxnaus展』



ケルトの木の暦をテーマにした擬人化イラストのほか、
海外の民話や小説などがモチーフのキャラクターイラストを展示

佐吉(sakichi) 『Anxnaus展』
WEST : 1-A にて開催中





発色の良いアクリル絵の具を用いて描かれるのは、
ヒトとモノと記号の間で揺らぐキャラクターたち。



「 金の斧 」
イソップ寓話


「服や仕草、記号の色など、それぞれこっそり意味を込めていたりいなかったり。」


と、ご自身でも綴られているように。
佐吉さんは描く全てのモノに対して、
形と同時に意味らしき風格を持たせている。

彼のバックグランドを染めるブルーの上に、
ギザギザ記号が乗せられて。
それは波立つ湖である。


「3匹の仔豚」
ヨーロッパ昔話

仔豚が3匹揃えば、もうあの話である。

並ぶ3兄弟がそれぞれ手にもっている物から、
彼等の家族関係を察することが可能である。
また、彼等の周囲に散らばった記号は、
道具と紐付けることが可能である、と思えば、
するすると見えてくる物があるはずだ。

ワクワクしながら、作品内部を探す楽しみがある。


「 森番の夜明け 」
オリジナル

佐吉さんが描いたキャラクター達は、
目が良い、とても良い。
私たちの常識や理解を超えて、
何かを見ようとするその目が良い。


「足の悪い狐」
セルビア昔話




そして大作をちらっとご紹介!
ケルトの木の暦をテーマにした擬人化イラスト計13組。
※今記事1枚目の写真も同作品です。

自然を敬い畏れたケルト人は、
暦に樹木の名前を取り入れていた。
そこで彼等が樹木に見出した象徴的と意味を、
擬人化・記号化する試みとして制作されました。

これは是非、現物をご覧頂きたい。


「オズの魔法使い」
アメリカ児童文学
ライマン・フランク・

メジャーな物語からあまり知られていない物語まで。
私たちが知らない物語に手をかける
きっかけになるかもしれない。




作品は一つ、制作者なりの解釈の結果である。
佐吉さんが愛し、描いたキャラクター達の性格や生き様までも
じっくりと眺めれば、伺い知ることが出来るはず。


佐吉 『Anxnaus展』
 会期:2014.12.6 - 2014.12.12


(ぱんだ)