My Self Your Self


愛茉 presents
3rd Anniversary Exhibition of 7weeks collaboration
8.31-9.6:舞綾:-My Self Your Self-(セルフポートレイト)

愛茉さん、舞綾さん
二人の作家によるコラボ展示
今回のテーマは「セルフポートレイト」






愛茉さんは計10点の写真作品を展示されています。

自分が自分を見つめた上で
シャッターを切る、セルフポートレイト。

そこに写ったものは実像以外にも、
「こうありたい」
「こう見えているはずだ」
という己に対する対するイメージも投影されている。




愛茉さんのポートレイトは、
空間の余白を意識したかのように、
カメラと一定以上の距離を置いている。

また、景色や被写体に降り注ぐ多量の光も、
現実と写真の世界とで距離を置こうとしているようにも見える。

その距離の全ては、愛茉さんが思う写真への考え方が
表出しているということかもしれない。




作品は1枚毎に異なる舞台でシャッターを切られている。
舞台、衣装、ポーズ、作品作りにおける演出は
全て被写体でありカメラマンである愛茉さんによるもの。

だとすれば、この作品撮りをする私も距離を置いて、
作品の全貌を眺めるべきである。

この目に映るものすべてが
表現を行おうとするものであるから。





続いてご紹介するのは舞綾さんの作品

白色の壁面にビス留めされたアクリルフレームは、
頼りなく紐で繋がれている。

その微弱ながら関連性を持とうとする様は、
作品自体に対するイメージ作りにも繋がっている。




二枚のアクリルとそこへ貼り付けになった写真/像
幾らかの情報は失われて、
失われることで新しい見え方を獲得する。

曖昧な像は、角度によって、照明によって、
そして貴方の視力によっても見え方を変える。




時には、周囲の映り込みさえも
情景の一つとして取り込んでしまう。

大変、懐の広い作品なのかもしれない。




自分を見つめる方法は沢山ある。
でも、自分の姿を確認したいならば、
何か別のものを介してでなければ、
果たせないというのが面白い。

何かを介したら、何かは変わる。
その逃れられぬ運命が一つ、
舞綾さんの表現には取り込まれているように思う。


(ぱんだ)