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妖怪ファクトリー 『妖界展』 [203:8/12-8/14]

 「ここは妖怪と人が共存する世界
四人の主人公の視点で
ちょっと不思議な日常を
覗いてみませんか?」



 同じ学校に通う、太田ゆに香さん、小野史織さん、木元恵美さん、宮本奈緒美さんの四人が、一人ずつ主人公を決め「妖怪と人が共存する世界」を描いています。
それぞれの主人公は、突然この世界に来てしまった子供だったり、この世界に居ながらまったく妖怪が見えない女性だったり、郵便配達をする青年だったりします。

その主人公たちが、互いの絵の中で行き来し、交流しているところも見所の一つ!

 まずは朝、未知の世界に迷い込んだ子供の絵からお話が始まります。

四人の主人公たちと、その他のキャラクターが集っています。
春一番でしょうか。風の強い草原で、人と妖怪のピクニックが行われています。

妖怪の見えない女性です。

子供と先程の女性がすれ違っています。

この絵は、上の絵の続きの場面。
子供と百鬼夜行。
きっと先程の女性には子供の姿しか見えないのでしょう。


そうこうする内に、日が暮れて来ました。
妖怪を信じない女性は、肩の重さが妖怪のせいだとは気づいていないようです。

最後の場面。
夜です。郵便配達の青年が妖怪達と一緒に働いています。

四人が思い思いの妖怪を描く訳ではなく、四人で一つの世界の或る一日を描いているところが面白いですね!
「ちょっと不思議な日常」を覗いているうちに、「私もこの女性みたいに見えないだけで、本当はこんな世界に暮らしているのかも」そんな風に思えて来ます。

DF STAFF KOZUE