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凹撃!!「スロウアート」の真相に迫る。

みなさんこんにちは!!

今日はスロウアート展開催前にデザインフェスタギャラリーが創り出した
「スロウアート」とはなんたるものかというのを紐解いて行きたいと思います。

言葉で説明しにくいものなので、というか言葉では説明してはいけないものなので
今迄スロウアート展に出展した頂いたアーティストさんの作品をいくつご紹介しながら
「スロウアート」の真相に近づいていこうと思います。

まずはこちらの作品


いかがですか。
とても良いですな。
このすまし顔というかしらんぷり顔というか。
ある意味もう悟り顔ですな。

高月清史さんの作品です。

とのかくこの表情がなんともたまらない。

ホテルのエントランスなど飾ってあったら2度見するのは確実でしょう。

総じて「2度見悟り系」。

続いて2枚目




こちらも高月清史さんの作品。

なんて言っているんでしょう。
「わあ」ではないと思うんです逆に。

この薄いとこと濃いとこの色彩のバランス、
ササさっと描いた塗り跡。

決して気取らないラフさがこの作品の力だと思うんです。

僕は結局「はぁあ?」って言ってると思うんですよ。

総じて「問い掛けラフ系」。

どんどんいきましょう!!
続いてこちらのmatsugeさんの作品。


最初に僕がこの作品を観て思ったのは
「おつだねぇ」という感想でございました。

そうです。
この作品には風合いすら感じるのです。

床の間に置いてあるような古美術の風合い。

トンボ残しがまた肉い。

総じて「乙肉系」


続きまして〜
こちらの作品。


小山維子さんの作品。

素晴らしい作品です。

もう言葉を並べるまでもないでしょう。

というかこちらはもうスロウアートというか
ファインでございます。

ここまで達すと良いところを表すのが難しくなってきます。

マスキングテープで貼った感覚、
くしゃくしゃの質感、
言葉を並べればきりがない。

総じて「だっていいんだもん系」

こちらも小山維子さんの作品。


キャンバスの裏でしょうか、
そこにそっとクーラーが乗っかっているようでございます。

センターからちょっとズレた位置、この粋さ、さりげなさが
スロウアートの匂いを微量なりとも出しております、
クンクン嗅いでくせになる。

うん、良い。

総じて「クンクンダイキン?系」

続きましてはすけすけしんぷるずさんの作品。



まずモチーフのチョイスが新鮮で、すがすがしい。
絵画の感覚というよりもデザインの感覚で好ましい作品です。

こんなスエットを着て町を歩いてごらんなさいよ。
「そのスエットどこで買ったんですか」と2人くらいには聞かれることでしょう。

グリーンと左端のやぶれ具合からスロウアートらしきこんがりしたものが
見え隠れしております。

総じて「ガテン系」


つづいての作品。


スロウアートの真骨頂とも言える作品でございます。

石島 蓉子さんの作品。

本物の換気扇は5枚の羽根、作品は4枚の羽根。
もう似せたいのか似せたくないのかわかりません。

ゆるくて、せつない。でもたまらない。

羽根なんて5枚だろうが4枚だろうか関係ないんです。
そんなことはうすぼんやりとわかっていれば問題ございません。

でも並べてみないとその効力は発揮されないのです。

総じて「バーター」

いよいよ最後の作品。


今回初めての写真作品でございます。
もしくはインスタレーションでしょうか。

ヘラオ グリーニングさんの作品。

すごく大事なんでしょうね。
もしくは暴れるので封印しているのかもしれません。

不可解な作品ですが底知れぬスロウアートの可能性を感じずにはいられません。

総じて「晴れたらいいね DREAMS COME TRUE 」



みなさまいかがでしたか?

スロウアートの片鱗が少しだけ垣間みえたのではないですか?

もちろんここでご紹介させて頂きました作品がスロウアートの
全てではございません。

これってもしかして「スロウアート」ではないんだろうか?
「スロウアート」って面白い!!

と感じた方はこの度開催されます「スロウアート展」をチェックしてくださいませ。

詳細
「スロウアート展」

  • 会期 2014年9月21日(日) - 27日(土)
  • スペース ①EAST分割オープンブース   ②WEST アートピース特設スペース
  • 詳細はコチラどうぞ。

DF STAFF FUJIWARA