2スペースにまたがる作品展数の多い展示ですので、独断と偏見による「3つの見所」に絞って紹介していきたいと思います。
見所1、今回のテーマである「色」。
今回は、自由に制作された作品とテーマ「色」の作品に分かれています。
「燃木色」
真っ赤に燃える紅葉です。
「みどりいろ」
頭上を覆う緑、気持ちのよい眺めです。
「桃色」
地元の「桃の節句」の光景。
個人的に、郷土ネタはぐっと来ます。
見所2、タイトルとコメント
丁寧につけられたタイトルが多いです。
一枚一枚の写真に対する、愛着の深さも感じます。
「雨、繰り出した後」-雨の日、傘を持たずに出かけたオレは-
これから何かが始まりそうな予感がひしひしとします。
雨に濡れたワイルドなオレの物語ですね!
「空の窓から」-優しく揺れる世界を眺めて-
逆光で影になった女性の背中と窓から眺める空模様。
どんな状況なんでしょうか。旅行?なんだかどきどきしてしまいます。
「雲の切れ間、天使のはしご」-厚い雲に覆われた一日の終わり、日が沈む間近にわずかに太陽が顔を出した。そのとき、天使が空から降りてきた。-
文学部ばりの劇的な文章です!
写真のドラマチックな瞬間と相まって、相乗効果をもたらしています。
見所3、一年生によるフィルム写真
新入生によるフィルム写真が一冊にまとめられています。
新入生はまずフィルム、部活の伝統が感じられる一冊。
構図やモチーフ選択など、きらりと光るものが多かったです。
これからが楽しみですね!
見所(番外編)ー顧問の先生の写真。
大学のサークル展示で、顧問の先生の作品を見たのは初めてです!!
珍しかったので、つい。
以上、「写真を見るには」というようなこととは全く関係のない視点で展示を紹介させて頂きました!
会場を訪れた際は、是非自分なりの見所や、お気に入りの一枚を見つけてみて下さいね!
DF STAFF KOZUE