メメントモリックスというクリエイティブグループの展示を開催中です。
普段デザインを中心をした仕事をしている彼等。
デザイナーの老齢化、その先にある死をコンセプトにお葬式の中にもクリエイティブな要素を加えたディレクションを考えているそうです。
今回はそのコンセプトに共感した表現者達が集まり展示しています。
こちらはイラストレーター村田英大さんの作品。
村田さんの作品は繊細な線の集積でモチーフが描かれています。
ブーツに描いたミジンコ。ゾウリムシやクラゲなどといった生物に惹かれるそうです。
こちらはカトオヨオイチさんの作品です。お腹にいる自身の子供の写真をモノクロ印刷と金箔を使用して表現しています。
テクスチャーは波打ち、生命の営みを感じます。
生命の誕生は同時に死への道のりであるとカトオさんは捉えています。
泊の波打ちは、なんとアイロンを使用して表現しています。
それぞれの死生観が展示室内には溢れています。
「メメントモリックス」は今後もコンセプトに共感するクリエーター達ともグループを組み表現を発信する予定です。
DFG 上園