WEST 2-E で展示されていたのは洋服のリペアを生業としている行展さん。
柔らかい雰囲気のお兄さんといった感じで、作品もゆるさがあります。
ただゆるい中にも芯が通っていて、カッコイイ。
簡単にではありますが、写真で雰囲気だけでもお伝え出来ればと思います。
展示方法は至ってシンプル。
縄を端から端に通し、そこに作品をぶらさげている。
ぶらさげた作品は、仕事中に出た処分するはずの布や、色切れ。
刺繍や、貼り付けたりして独自の作品に作り上げています。
ご本人は趣味でやっていると仰っていますが、
部分的に見ても格好いいんですよね。
切り取ったデニムにこれでもかと言わんばかりに刺繍したもの。
刺繍の柄はインディアンの刺繍から着想を得ているのだとか。
お洒落ですよね。
Fuck The 35 と書かれたTシャツ。
あまり内情を書くとよろしくはありませんが、ブラックユーモア溢れる作品です。
今回展示された作品はごく一部だそうですが、
まだまだ未知の領域が広がっていきそうな行展さんの展示会。
今後の活動が楽しみで仕方がないのはぼくだけではないはず・・・。
--- chida ---