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255+「日々の数数」[EAST203:2014/5/3〜5/4迄]

225+というデザインチームによる作品展を開催中です。
「日々の数数」を可視化しています。一体日々の数々とは何でしょうか。
225+の皆様、左から船木幸司さん、田川清史朗さん、桑原亮太さんです。



本日、展示室に伺うとなにやらまだまだ作業中でした。
作品は仕事の合間をぬって一生懸命制作。


桑原亮太さんの作品です。日常における「空の色」の研究と題された作品。刻々と変化する毎日の空を撮影し、その中間色をRGBの色彩に置き換え、空でも一つとして同じ色がない事を示唆する作品です。映像作品と共に展示中です。



田川清史朗さんの作品。
女性と男性約10名の一日の行動を調査、その行動に伴う感情を色彩に置き換えています。上段が女性、下段が男性です。男性は仕事が終わった後の時間帯に色が無彩色になるそうです。性別の違いによってどのような変化があるのでしょうか、ライフスタイルの変化によって変化するのかもしれません。想像を巡らせて読み解くと発見があります。


船木幸司さんの作品。
こちらは生活の中で船木さん自身が「押す」という行為を何を対象に、どのくらいの頻度で行っているのか、可視化したものです。この表のアイコンは船木さんオリジナルです。言語を殆ど使用せずシンプルな記号と数値で分かり易いデザインです。
パソコンとマウスの使用頻度が高い事から、仕事は勿論、制作もされていることが連想されます。

255+のデザインチームは年に1回展示をされています。今後生活を通じてどのような作品に変化していくのでしょう。仕事や自身の体験から生まれてくる表現を大切に長期スパンでデザインというものを捉え、時には休止したり再開したりを繰り返し変化していくのでしょうか。作品の展開が楽しみです。是非会場にてご覧下さい。

過去の展示の様子
[255+展:紙生活はじめましたEAST203:2013/4/5/4〜5/6迄]
http://designfestagallery-diary.blogspot.jp/2013/05/blog-post_7744.html

DFG 上園