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ボーダー [1-G:3/32-4/2]


菅沼華佳さんと森田裕美子さん、二人の展示です。

ボーダー(縞、それから大人と子どものボーダーライン)というテーマが、一次元の点、二次元の平面作品、三次元の服飾作品で表されています。


平面作品は、女子美でビジュアルデザインを勉強している森田さんの作品です。
ボーダー(縞模様)とボーダー(大人と子どもの境界)の掛け合いが、デザインに落とし込まれています。


そして、服飾作品は、武蔵美で空間演出デザインを学んでいる菅沼さんのものです。

 こちらの作品は、自身の高校の制服を元に異素材で作ったものです。
異素材でそれらを作る事で、制服を着る中高生(子ども)でもスーツを着る社会人(大人)でもない自分たちの意識の揺れ動きを表現しています。

二人とも、「コンセプトを明確にし、それを伝える事」、「そのコンセプトを伝える空間を作る事」、「作品を見て貰う為に、入りやすい空間を作る事」を心がけていることが伝わって来る展示空間でした。

三日間ずっと在廊して、来場者にきちんとコンセプトを説明する二人を見て、二人の初展示だというのに「作品を作って飾る事」ではなく「どう見せるか、伝えるか」ということに重きを置いている意識の高さに驚きました!

ボーダーのtwitter
https://twitter.com/border331
菅沼さんのtwitter
https://twitter.com/hanakasuganuma


DF STAFF KOZUE