WEST1-B「ハッピーエンドの裏事情」なんだか意味深なタイトルの写真展示を開催中です。
あむさんの作品はテキストと写真で構成。あむさん自身がイメージしたものを写真とテキストで可視化しています。
「容姿コンプレックス」と題されたこちらの作品、写真の周りには鏡とテキストと共に
展示されています。一見可愛らしいモチーフの組み合わせですが針が突き刺さり痛々しさを併せ持っています。
テキストにも容姿に隠された想いが綴られています。
こちらは連作の作品です。ひとつひとつにストーリーがあります。どんなストーリーが展開されているのか会場にてご覧下さい。
あむさんは小学生の頃からフィルムを使用して撮影しています。フィルムの種類が違うものがあり、連作ですが、画面のテクスチャーに幅があります。
います。
撮影は自身で行いますが、現像は依頼します。現像段階では自身でコントロールする事がないので撮影時の感覚がそのまま表出するそうです。
フィルムの種類で作品の表面が変化して見えます。
今後も自身のイメージを大切に写真とテキストという媒体を使って可視化していきたいそうです。
表現をし続けていないと心が枯渇してしまうそうです。
根っからの作家魂をお持ちです。今後の制作がとても楽しみです。
写真はシャッター一つで撮影が出来る為、作品によって差異がうまれにくいイメージでした。
コンセプトを明確にし撮影後、画像を加工したり、フィルムの種類にこだわりを持っていたり撮影者によって、実に多様性に富んだ表現媒体だということに気付かされました。
あむさんの展示は1/18(土)迄ですので展示室内でご覧下さい。
DFGスタッフ 上園