私の箱庭展
かつて女子大生だった二人組。
箱庭とは、大切な過去(記憶)の暗喩でしょうか。
薄暗い部屋の中で愛らしい展示会が行われています。
沢山の顔が並んでいます。
しかし、どの顔にもテープなどが貼られていて、顔の細部はよく見えません。
これは過去の友人?それとも、自分自身か。
高校生であろう女性と、高校生の格好をした、ウサギ?
この作品は連作になっています。
部屋の奥に吊るされているセーラー服柄のアクセサリー。
セーラー服のカラーはなんとも象徴的。
薄暗い部屋には様々な色が並びますが、
どの色も儚く、また無邪気にも見えます。
不思議な感覚を体験出来る展示会です。
是非ご覧下さい。
(chida)