『無彩色のキャンバスに』
昨日9/16まで展示されていた跡見学園女子大学写真部の展示の様子をお伝えします。
展示室に入ってすぐに目についたもの、カラー写真とモノクロ写真、カメラのモチーフ作品が並んで展示されていました。なんだかモザイク画のような写真です。何が撮影されていたのでしょうか。
近寄ってみるとそれは小さなモノクロ写真とカラー写真の集積によってカメラが形づくられていました。この写真達は部員約20名により撮影されたものです。普段は個人で撮影してしている為、学年を越えた交流はあまりないそうです。この作品を通じて1年生から4年生の皆さんが交流できたのではないでしょうか。彼女達の多様性に富んだ視点、しかしカメラという媒体を通じてそれぞれが対象に向き合っている事を象徴しているかのようです。
展示名「無彩色のキャンバスに」の通り、展示室内には部員約20名によるモノクロ写真作品が展示されていました。モノクロといっても青みがかった黒、緑みのある黒、温かさを感じる黒、様々な黒があることを感じさせます。
モノクロの静かな世界に広がる多様性に富んだ眼差しが印象的な展示でした。
DFスタッフ 上園