DESIGN FESTA Vol.38 に出展されるアーティスト
計7名のアーティストによる展示会
「 ぎゅぎゅっと展 」
WEST : ART POCKET にて開催中
参加アーティストは以下の7名
習志田真白さん、藤井ゆきさん、大橋忍さん
ことりゆうさん、万翔葉さん、宮地麻衣さん、横内べこさん
DESIGN FESTA Vol.38 をちょこっと
前乗りで楽しんでしまいましょう。
習志田真白さん
表面の透明なアクリル板の上に浮く、
色鮮やかな金魚、躍動感ある尾ひれの開き。
それらは切り絵という表現方法。
作品タイトルは"鏡の国の金魚姫"
スペース上部から注ぐ照明の光が
背景の白地にもう一つの景色を投影している。
藤井ゆきさん
樹脂粘土で制作されたフェイクスイーツは
手のひらにいくつも収まってしまいそうなミニマムサイズ。
プリントアウトされた台紙はスイーツをのせるクリーム色のお皿みたい。
ダイス状のキャラメルも表面に細かい切れ目があったりと
妥協無い細かい部分へのこだわり。
大橋忍さん
白いアートボックスを元に黒を基調とした切り絵を展開。
モチーフ一つ一つの輪郭に程よい切れ味があります。
作品タイトルは「窓」
ボックスという箱を一つの家に見立て、
表面に現れた窓、出口が生まれ、
ツバメは優雅に飛び立つ。
平面であるはずの画面に奥行きを与えて。
ことりゆうさん
羊毛フェルト・イラストを制作なさることりさん。
今回ご紹介するのは羊毛フェルト作品「mocora」
名前からも見た目からも、もこもこしている。
丸みを帯びた身体、丸い純な瞳。
歩き方や鳴き声まで、脳内で勝手に生成されてしまいそう。
万翔葉さん
水彩絵具を使用しイラストを制作されている万翔葉さん。
"おもちゃばこをひっくり返したような子どもたちの世界"
というコンセプトに沿って、美麗なイラストレーションを展示。
今作品のタイトルは「クリスマスツリー」
水に溶かされた絵具で描かれた淡いクリスマスの夜は、
甘さ控えめ、ビターな景観。
宮地麻衣さん
写真をご覧になって、おわかりになりますか?
実はキャンバス地に刺繍されて、描かれた作品。
キャンバスに、ちくちくと針が刺さし通すことで、
露になった「ねことの休日」
糸の線だけでなく、生地を面として張り合わせて、
枕を表現し、線で描かれた彼女は抱きかかえる。
触れると凸凹する情景。
横内べこさん
白色のボックスの中で奥行きを持つ景観。
横内べこさんはシャドーボックスという表現を用いる。
複数毎プリントアウトしたプリントを、
奥行きを考慮しながら、切り、貼り、構成する。
「仕組まれた夜」と名付けられた今作品は、
暗い時間帯"夜"が歯車やベルトといったパーツによって、
くるくると動作、変化しているかのように解釈をなさっている。
例えば、太陽や風や人の流れ。
目には見えない要因であっても、それは歯車になり得る。
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と、お一方ずつ作品をご紹介致しました。
展示会は明日 9/30(mon)まで公開。
一つの場所に詰め込まれた沢山の作品。
(ぱんだ)