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おとぎの小箱展


WEST 1-G
飯塚萌 八木絵莉香 『おとぎの小箱展』

武蔵野美術大学生お二人による展示会です。



メルヘンであり、ダークでもある。
相対的二面性をもったおとぎ話から着想を得た今回の展示は、
ストーリーに着目すると一層面白く楽しめるものとなっています。


ギリシャ神話から出る
飯塚萌さん

冥界の王ハデス、愛と性、美の神アプロディーテなど、
有名な神々の繰り広げるシーンがイラストで見られます。



装飾にもこだわりが見られますが、
これらはルネサンス期における装飾美をもとに書かれているそうです。

イラストの下にはストーリーが示され、大変興味深いものとなっています。



立体で創作おとぎ話を表現したのは やぎえりか さん。
ボックスの中には奥行きを感じさせる不思議なペイントに、顔。


そのどれもが少々重いストーリーではありますが
中には夢を元にしたストーリーもあるようで、非現実的でありながら
いつ自分に降りかかるかわからないような恐怖心に駆られる感覚に陥る。

実際に出展者さんに話を聞いてみるととても面白いので、
是非お話を聞いてみて下さい。



展示は8/12までとなっております。




--- けんや ---