ローレル・ハートさんの展示が WEST 1-A で行われました。1日だけの限定展示です。
彼女は在学中に博士号を取得した現役の学生でもあります。
現在大きなプロジェクトのために精力的に活動中です。
今回の展示はその一環となるもの。
彼女は、世界中の都市に住んでいる「人々」の話を聞くことによって
人と都市との繋がりを再認識しようという社会的な試みを行っています。
人と都市との繋がりを再認識しようという社会的な試みを行っています。
現在はまだ全行程の一部分に過ぎません。
今は東京という場所で話を聞き、それをデータとして残し収集している最中です。
「生きている街」と題されたこのプロジェクトは
世界規模でのアートプロジェクトと言えます。
世界規模でのアートプロジェクトと言えます。
誰もが常日頃何かを感じ、考え、生活をしている。
そういった何気ないことをショートストーリーとして投稿することが出来ます。
内容は本当になんだって大丈夫。
恋愛のこと、家族のこと、友人のこと、面白かったこと、悲しかったこと。
心に残ったことを何でも告白することが、このプロジェクトを成功に導くのです。
今回デザインフェスタギャラリーで展示するに至ったのは、
やはり生の声を集めたかったからだそうです。
現に、彼女は話すときとても楽しそうに話します。
やはり生の声を集めたかったからだそうです。
現に、彼女は話すときとても楽しそうに話します。
それを見ていると、きっと何か結果を残す人なんだろうというのが伝わってきました。
英語が聞き取れないぼくですが、国境を越えた熱意がそう感じさせたのでしょう。
ローレルさんが感じるのは団体社会における“感情の欠乏感覚”。
家族や友人、または少数の相手と話しているなら感情というのは尊重されるものです。
しかし、それが団体になってくるとひとりひとりの重要性というのは
やはり人数に応じて反比例して低くなっていくもの。
もっと人間らしく生きようということが彼女のプロジェクトの根底にはあります。
こういったプロジェクトをキッカケに個人を尊重した団体の一部になることを知れば
それが一人一人の心に根を張って、少しずつ世の中は変わっていくのかもしれません。
--- せいら ---
( 翻訳/けんや )
( 翻訳/けんや )