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何それ?



「 何それ? 」

あり得ないことがあり得る世界

開楽智治さん 個展
WEST : 1-A にて開催中




まずは写真をご覧ください。
この作品のタイトルを想像してください。

答えは「 口が広ければ広いほど、カエルは美しい 」

もうご理解頂けたのではないでしょうか。
そう、だから「何それ?」なのです。




開楽さんの作品は、
私達の心のやわらかい所をそっとくすぐることで、
コミュニケーションをはかろうとする。

「言われると、確かにそうかもしれない」
「いやいや、おかしいでしょう」
「わけがわからない」

くすぐったくて、そんな言葉が出てしまう。



ここから二つの作品をご紹介させて頂きます。



" 木で休む魚 "


魚は水中で休むものだ。
そんな常識をいとも簡単に覆す一匹の魚。

この絵を見て私の中に生まれた言葉は
「この魚は、木の上に、ふぁさーって乗ったのかな?
それともしゅたっ!って乗ったのかな。ばさばさっとかな?」
(擬音ばかりで申し訳ない)

この情景に至るまでの、
直接描かれていない過去の出来事を
想像したくてウズウズしてしまう。



" 道草 "


確かに、道草である。
この言葉と情景に偽りはないが。
いや、そういうことではない。

坂の途中で一息ついてる「船」
煙突から吐き出される蒸気は、
タバコで一服休憩しているみたい。

いや、そういうことではない。
いや、そういうことなのかも。



開楽さんの作品は是非近くで見て頂きたい。

油彩の作品、近くで見て、下から見上げて、
その筆跡、絵具の堆積を堪能して欲しい。

この不思議な世界の構造。

それは薄くかかったカラフルな霧のようで。
夢みたいにおぼろげな景色。



可能ならば全ての作品をご紹介し、
全ての作品に突っ込みとこの想いをぶちまけたい。
(特に画面左側の作品)

作品として描かれた、ここでは無い場所。
そこへ行く手段があるのだとしたら、
是非一度、足を運んでみたいなぁ…


4月14日(日) までの公開、お見逃しなきよう!



(ぱんだ)