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女子展~最後の晩餐~


Gallery WEST 1-D
藤枝 佐藤 らむかな tabe むらおか nemoto
女子展 ~最後の晩餐~
2013年03月08日(金) ~ 2013年03月10日(日)

「女の子」をモチーフとした、「女の子」たちによるグループ展です。


 



展示室に入ると出展者さんが出迎えてくれます。
左はsatouさん、右はnemotoさんです。
nemotoさんのお洋服がアンティークで可愛いです。
全身を映せなくて残念です。

では、出展者さんの作品を一人ずつご紹介致します。

● むらおかさん ●



● satouさん ●




● 藤枝さん ●



● tabeさん ●



 ● nemotoさん ●




● むらおかさん ●


時代や国によって、魅力的な女性像は変わっています。
例えば西洋・マニエリスム期の女性像は極端に縦に引き延ばされ、
現実にはありえない人体比率で描かれ、
日本・江戸中期頃までの女性像は切れ長の目に白い肌、長くコシのある黒髪が、
それぞれの良しとされていました。
かつて理想とされる女性像には、固定的な価値観が存在していました。
ですが現在に近付くにつれ、価値観の変化や言葉の広がりによって、
固定的な女性像はしだいに緩和してきたように思います。
今回の展示会は、その一例を見たように思いました。

出展者さんに、それぞれが思ういまの女性像について尋ねてみました。
一部をご紹介致します。

らむかなさん「ポップで、喜ぶようなイメージ。」
nemotoさん「見た目と中身が違う。見た目は可愛かったり綺麗でも、毒が滲み出ているような・・」
tabeさん「何かをいつも食べてるイメージ。」

それぞれの出展者さんのイメージが、
イラストとして具現化され、今展示会で見る事ができます。

女性像の系譜を胸に秘めつつ、
それぞれの作品に対して思う事を是非心に留めて、
女性像を表す様々な言葉の広がりを感じてみませんか?
感性を研ぎ澄ます良い企画展だと思います。


展示は明日3月10日(日)までです。
お待ちしております。


(ゆか)