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夢のまたゆめ展



Gallery WEST 1-G
中川 結以 鳥澤 萌
夢のまたゆめ展
2013年02月17日(日) ~ 2013年02月22日(金)


"ふたりがもし、同じ夢を見たら。
(中略)
悲しかったり、嬉しかったり、不思議だったり、儚いものであったり。
(中略)
人が一番自由になれるのは、夢の中かもしれない。"

横浜美術大学に在学中の中川結以さんと鳥澤萌さんによる2人展。
「画風が全く異なる2人が同じテーマで作品を作ったら・・」
そのような理由でこの企画展が開催されました。

では、お1人ずつご紹介します。

● 中川結以さん ● 



「展示作品は、実際にご自身が見た夢を描いているのですか?」という問いかけに、
「自分のふわふわとしたイメージを具体化しました。この作品(上記作品)は初恋〜失恋までを描きました。」と答える中川さん。
円となって一人の女性の恋模様がストーリー仕立てに表現されています。確かに。
もとはペン画だったそうです。それも展示室で見る事ができます。
髪の毛が非常にしなやかに美しく描かれています。
(写真が悪くて見えなかったらすみません・・。)





● 鳥澤萌さん ●


下半身にデフォルメの掛かった女性の裸婦像。
アジアンともアフリカンとも見れます。
首は不思議な方向にねじ曲がっていますがその奇怪さと、背景の不安定な緑が、
絶妙に作品に統一感を持たせているように思います。
髪の毛から滴る黒い液体は、英国の挿絵画家オーブリー・ビアズリーの「お前にくちづけしたよ、ヨカナーン」を想像させます。


上記の作品は、鳥澤さんが見た実際の夢をキャンバスにしたためたそうです。

これらの作品はポストカード100円で購入する事も出来ます。
展示されていない作品もポストカードになっているので、
是非足を運んで実物をご覧下さい。



スタッフ「最近見た夢は何ですか?」
中川さん「家の押し入れを開けたら、彼氏と見知らぬ女性が浮気をしていて、冷めた夢です。」
鳥澤さん「ドリカムの男性と付き合ってて、彼の家でご飯を食べている夢です。」


これから先のご活躍がとても気になります。
今回の展示は来週の金曜日までです。
お待ちしております。


(ゆか)