EAST一階トイレでは、『といれじゃっく。』展が開催中。
限られた色彩の中で何かが動き、流れ、垂れ下がる。色の幅がないだけに、線の一本一本に目がいきます。
目線よりも高いところに展示されている作品。まるで窓のようです。左は彼方上空に飛行機が浮かぶ夕暮れ、右は電線のかかる部屋からみた昼の景色でしょうか。
「といれじゃっく。」というポップで押しの強いタイトルの割には、壁になじんだ展示になっています。良い意味でトイレでなければならない必然性を感じさせない作品たち。例えば広いスペースに展示されたらどう見えるのだろうとか、空間ではなくて壁の一面のみに並べたらどう感じるのかとか、思わず色々想像してしまいました。
DF STAFF KOZUE