東京工芸大学デザイン学科HP(ヒューマンプロダクトコース)の10人によるグループ展です。HPとは、空間デザインとプロダクトデザインを学ぶコースなのだそうです。今回は植物をモチーフとしてバスルームを創り上げた「Plant Bathroom」という展示なのですが、企画の段階では子供部屋やキッチンなどの案も出たそうです。
向日葵のシャワーヘッド
触手椅子
花弁をイメージした桶
意外な形で水差しを使ったデザインラック
葉脈をイメージした石けん置き
シリコンで作られているので、柔らかい感触です。
木漏れ日をイメージした、バスルームに癒しを与える照明。
壁から木が生えているかのような、シャンプーディスペンサー
物が置けるインテリアかと思いきや、実はバスタブの栓
出展者自身は一人一人が作ってきているので「合わせるとどうかな」と思う所もある様子でしたが、見る側としては、コンセプトがしっかりしていて、とてもまとまりのある一つのバスルームを体感出来ました。
個々人の作為も光りますが、やはり使う人への配慮、利便性の中でどこまでデザイン出来るか、という視点を強く感じました。コンセプトの文章を読んでいても「癒し」や「心の交流」、「(ものへの)愛着」という言葉が出て来たことが印象的でした。
ブログの紹介は一部になりますので、是非遊びにいらして下さい!インスタレーションになりますので、実際にこの空間の中で作品に囲まれると、随分印象が違うと思います。
DF STAFF KOZUE
カテゴリー:
Design Festa Gallery 原宿
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