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イトウアツシ、あわづ まゆこ 『息をする剥製』 [1-G:12/7-12/9]

イトウアツシさんの写真とあわづまゆこさんの絵画による、『息をする剥製』展が始まりました。

イトウさんは今回ポートレイトの写真が中心です。「ポートレイトを撮るのが好きで、今回はそれで行こうと思った」のだそうです。


 透き通るような写真から作り込んだ写真まであります。ポートフォリオが置いてあるので、是非見て欲しいです。ポートレイト以外もとても素敵なんです。

以前の展示の様子はこちら。モノクロ写真が見られます。


あわづまゆこさん。
今回は全て油絵です。油が中心で、たまにアクリルなども描くのだそうです。絵画の他に絵本の制作なども行っているそうです。

 魚と猫の絵画がスペース内に二点あります。以前この二匹の出て来る絵本を書いたのだそうです。キャプションには絵のストーリーが短く綴られています。

タイトルは「息する剥製」
「剥製は生きていたものだけど、生きていない。でもそこにあって見ることができる。写真を考えるとわかりやすいんですが、例えば写っている人は生きているけれど、今そこに居る訳ではなくて、でも写真としてみることは出来る。(写真に限らず)作品は息する剥製のようなものだと思うんです。」とイトウさん。

過去に作った作品は、誰かが見る『今』この瞬間に現前し続ける。「生きていることを感じて欲しい」というメッセージが込められています。

2人が出会ったのは、デザインフェスタ。二人とも出展していて、イトウさんがあわづさんの作品を見て声をかけたのだそうです。

こちらはデザインフェスタにおける、あわづさんのライブペイント。ばくとトラが浮遊する、幻想的な作品です。

自作のトラの着ぐるみを着て、ライブペイントするあわづさん。
真面目な絵とコケティッシュな着ぐるみのギャップが光る一枚です。

全部載せたいくらい素敵な作品ばかりだったのですが、控えめに紹介したので、是非原宿に「息する剥製」たちを見に来て下さい。

イトウアツシ
http://www.nef.jpn.com/#

あわづまゆこ
http://www.nef.jpn.com/#

DF STAFF KOZUE