土と 水と 光と
そこから生まれ
それを食べ
そこに還る
その循環に
加担し
もしくは
加担させられている
思えば死のことを考えていたときも
食べることはやめなかった
生きたかったのは 私 なのか
もしくは?
虚飾を拭い去り じっと見つめてみる
そうすると
変わらない何かについても少し 分る かもしれない・・・
(atsukoさんの展示コンセプトより)
私たちは何故食べるのか。
私たちは何故生きるのか。
私たちは何故死ぬのか。
食べることを通しての、生と死の循環、種の保存、それを超えた変わらない何かについての考察。荒く削られた林檎からは、林檎の生命力とそれを食べようとする人の生きようとする意思が伝わってきます。
モノクロの写真は色が無い分コントラストに目が行くので、静かだけれどとても強い、そんな風に思うのです。
DF STAFF KOZUE