バナーエリア

このブログを検索

中田箪笥 飯本貴子 『まぜるときえる』 [1-D:7/28-8/3]



「まざるときえる」展のDMです。
レトロ印刷の透明のツヤプリが「きえる」感を出しています。

「まざるときえる」は中田箪笥君と飯本貴子さんの二人展です。テーマの話をしていたところ、混沌に行きつき、「まざるときえる」をキーワードにそれぞれが制作し、本日初めて互いの作品を見せ合ったのだとか。


まずは、箪笥君の作品から。
建物に陽の光と、向かいの建物からの反射が映り、影が出来ています。違った光が混ざり合うところを、とらえた写真。

こちらは雑踏が消え、光の線が出来ています。光や影、線、軌道。色んなものが混ざり合い、そして消えていく。その中に立ち現れる美しさが提示されています。

 そして箪笥君といえば、猫写真!展示はしておりませんが、ポートフォリオの中にあったものを一枚。単に「猫が好き、猫可愛い」だけではなく、猫の歩き方、立ち振る舞い、所作に美しさを感じるのだと言います。だからいつも箪笥君はカメラを構えて待ち続けて、絶妙なタイミングでシャッターを押すのです。

こちらもポートフォリオから。展示と同じシリーズの写真ですが、展示用には選ばれなかったもの。

こちらは飯本さんの展示写真。


どこかにカップが写っている、一連の写真です。ストーリーのように展開していくので、物語を想像するのが楽しい。カップ、雑貨、マスキングテープなどが繰り広げる、シュールな世界です。

同じ「まざるときえる」というテーマのもとに、二人の作品の違いも楽しみたい展示です。

DF STAFF KOZUE