102で展示中の"原子力発電所にモノモウス展"。
スペースの中は原発に関する作品が展示されています。
イトウタカシさんがいろいろ説明をしてくれました。
今回は3.11の東日本大震災についての作品、
原子力発電所に"モノモウス"というテーマで、決して反原発がテーマではありません。
地震後の原発について、何か発言することに対して、
”誰かを傷つけるのではないか”
”自分が傷つくのではないか”
いつのまにか自分の感じることを声に出せない人が多いそうです。
あまりに大きな問題に、
誰もが批判や対立、孤立を恐れ、自分の考えを伝えることが難しい状況です。
しかし、イトウさんは原発が良い、悪いのではなく、
原発についてきちんと自分の意見を発言できる環境を作っていきたいと考えているそうです。
だからこそ、”モノモウス展”なのです。
人によって社会における立場は様々です。
しかし、アーティストは本来こういったタブーなことにも主張をできるものではないか、
アーティストこそ作品で主張できる存在ではないでしょうか。
ぜひ、みなさんも足を運んで頂き、出展中のアーティストと交流をしてください。
まいこ