oosakiさんの展示です。
冬にすれ違い、春に出会った頃の事を思い出し、夏に再び出会う「私と彼」の物語。
今回が始まりで、4月の同ギャラリー1-Aの展示、7月の下北アートスペースの展示へと繋がって行きます。
「彼だけを見ていたい」彼女が「似合うね」と言った
「目が合うとはずかしいから」
「背のびをしてみたい」
絵の中に手描きの文字が添えられていて、アナログ感が出ています。
今までoosakiさんの様々な作品を見てきていますが、今回の作風が個人的には一番好きです。もやもやしていた所を「抜けた」のかなという潔さが線に現れている気がするからです。シリーズになっているということで、しばらく同じテイストの作品が続くのが楽しみです。
また、架空の「私」や「彼」とはどんな人なのか、これからの二人の物語がどう展開するのかということも楽しみですね。
DF STAFF KOZUE