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東洋大学機能ロボティクス学科 『卒業制作展』 [2-A:2/27-2/29]

東洋大学の二人の卒業制作展が始まりました!

 梶原さんはからくり人形の研究をしたそうです。
中学の時に「大人の科学」で一度からくり人形を作ったことが、今回の研究に繋がったそうです。今回は大野精密さんにご協力頂き、自分で設計図を描くなど、かなり苦労したそうです。

会場には、大野精密社長の大野氏もいらっしゃってました。

からくり人形は江戸時代に製作したと言われている人形で、ぜんまい仕掛けなので電気は使われていません。ぜんまいを巻くと人形が動いて、お茶を出してくれます。

 こちらは指南車です。

細川半蔵著『機巧図彙』。様々なからくりの製作法が載っています。
これを参考にからくり人形が作ったそうです。

お次は田沼さんの作品を紹介します。
去年の九月に展示をした時に「次は誕生日の写真を撮ります!みんなに自分の誕生日を書いた紙を持って貰って撮影し、365枚集めます」と言い、すでに展示会場内で撮り始めていたのを覚えています。

前回の展示の様子はこちら
http://designfestagallery-diary.blogspot.com/2011/09/blog-post_2816.html


 残念ながら365日は集まらなかったそうですが、枚数が多くて田村さんの苦労を感じました。数字の形に展示してあるのも面白いし、同じ誕生日の人もいたりして、見ていて飽きないです。



 実は私も居ます。9月の展示会場で撮った写真です。

 誕生日以外の写真もたくさんあります。
写真全部のテーマは「生と死」だそうです。上の写真を撮ったころは絶望して鬱々としていた頃に撮ったとか。しかしその後だんだん楽しくなってきて、結果的に「生と死」のテーマに収まりきらない写真が増えてしまったとか。

 「口紅を一本使いきった」という力作。テーマは「信頼と裏切り」


 こちらは田沼さんのお気に入りのシリーズです。
彼は木々をみるドクターだそうです。

四コマ漫画のようにストーリーになっています。左上が始まりで木の診察をしています。右上は「メタボですね」と診断しているところ。左下「どうしましょうか」。右下「一緒に運動をしましょう」
その他にも、多くのストーリーを説明してくれました。

卒業制作がからくり人形に写真、うーんやっぱり東洋大学面白い!!

DF STAFF KOZUE